貴金属は、総じて上昇して寄り付く見通し。金は円安を受けて買い優勢となろう。銀 は夜間取引で上昇した。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが円安を受けて堅調と なろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は11.16ドル安 の4351.60ドル、銀が183セント安の7304セント、プラチナが4.80ド ル安の2158.30ドル、パラジウムは26.18ドル高の1632.00ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=156.73/75円で、前営業日の 大引け時点から0.81円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が2万2520円前後、銀は398.5円前後、プラチナ は9900円前後、パラジウムは8700円前後。 【NY金は調整局面も地政学的リスクが下支え】 金は前週末の海外市場では、調整局面を継続した。 金は調整局面を継続した。米新規失業保険申請件数は前週比1万6000件減の19 万9000件となった。市場予想の22万件に反して減少し、1カ月ぶりの低水準とな った。ただ雇用の伸びが鈍い状態が続いているため、12月の失業率は高止まりした可 能性がある。CMEのフェドウォッチで利下げ観測が後退し、6月利下げの見方が強ま った。またCMEグループが貴金属の証拠金を引き上げたこともポジション調整を促す 要因になった。 トランプ米大統領は、ベネズエラに対する未明の攻撃について記者会見し、マドゥロ 大統領を拘束しており、米当局が当面ベネズエラを掌握すると述べた。米政権は麻薬密 輸と政権の正統性を巡って圧力をかけ続けてきた。ベネズエラの行方を確認したい。 銀は前週末の海外市場では、押し目を買われ、下げ一服となった。 【NYプラチナは金軟調が圧迫も下げ一服】 プラチナは前週末の海外市場では、押し目を買われ、さげいっぷくとなった。 プラチナは金軟調が圧迫要因になったが、下げ一服となった。ドル高や証拠金引き上 げが圧迫要因になったが、押し目は買われた。一方、12月の中国の製造業購買担当者 景気指数(PMI)は50.1と、11月の49.2から予想外に上昇し、景況拡大・ 縮小の分かれ目となる50を9カ月ぶりに上回った。休暇前の受注増加が寄与した。市 場予想の49.2も上回った。中国勢の安値拾いの買いが入るかどうかも焦点である。 <今日の予定> ・中国サービス業購買担当者景況指数 2025年12月(RatingDog) ・米製造業景況指数 2025年12月(ISM) ・建玉明細報告(CFTC) MINKABU PRESS 東海林勇行
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