2026年の穀物相場は、安値ボックス気味の展開が基本シナリオになる。産地天候 不順による生産障害の発生がなければ、在庫水準に大きな変動は想定されない。26年 は大豆・トウモロコシ比価の回復もあって大豆生産が優先されるが、トレンドイールド に沿った生産環境が実現した場合、米農務省(USDA)の米期末在庫見通しは、トウ モロコシが20.19億Bu(前年度は21.54億Bu)、大豆が3.14億Bu (同2.90億Bu)となる。この在庫見通しからは、トウモロコシが小幅高、大豆が 小幅安になるが、上下双方に大きな値動きは想定されず、25年の取引レンジを踏襲し よう。産地気象環境の他、米中大豆貿易環境、米バイオ燃料政策などがリスク要因にな る。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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