貴金属は、大幅続伸して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク高と円安を受けて買 い優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク高と円安を受 けて堅調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は120.21ドル 高の4594.74ドル、銀が795セント高の8499セント、プラチナが 47.96ドル高の2337.30ドル、パラジウムは10.27ドル安の 1848.00ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=158.06/08円で、前営業日の 大引け時点から0.70円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が2万3940円前後、銀は416.4円前後、プラチナ は1万0800円前後、パラジウムは8800円前後。 【NY金は予想以下の米雇用統計やFRBの独立性に対する懸念が支援】 金はきのうの海外市場では、米連邦準備理事会(FRB)の独立性に対する懸念など を受けて急伸した。 金は米連邦準備理事会(FRB)の独立性に対する懸念などが支援要因になった。パ ウエル米FRB議長は、FRB本部改修について昨年夏に行った議会証言を巡り、司法 省から刑事訴追の可能性を示す大陪審への召喚状が届いたと明らかにした。米FRBの 歴代議長や元経済当局者らは、トランプ政権のパウエルFRB議長に対する刑事捜査は FRBの独立性に対する「前例のない」攻撃と非難した。 12月の米雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比5万人増と、市場予想の 6万人増を下回った。建設、小売、製造業での雇用減が目立った。ただ失業率は4.4 %に低下。時間当たり賃金は前年比3.8%上昇と、伸びは11月の3.6%から加速 した。27〜28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では金利据え置きが見込まれ ている。 米ホワイトハウスのレビット報道官は、反政府デモが全土で拡大するイラン情勢への 対応として、空爆はトランプ大統領の取り得る選択肢の一つとしつつも、「外交が常に トランプ大統領にとって第一の選択肢」と述べた。イラン情勢の行方も確認したい。 銀はきのうの海外市場では、米連邦準備理事会(FRB)の独立性に対する懸念や金 急伸を受けて買い優勢となった。 【NYプラチナは金急伸につれ高】 プラチナはきのうの海外市場では、金急伸を受けて買い優勢となった。 プラチナは金急伸が支援要因になった。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長に 対する刑事捜査を受けてFRBの独立性に対する懸念が高まった。ドル安が進むかどう かも確認したい。 <今日の予定> ・国際収支(経常収支) 2025年11月(財務省) ・米消費者物価指数 2025年12月(労働省) ・米新築住宅販売 2025年10月(商務省) MINKABU PRESS 東海林勇行
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。