日経平均株価 始値 53301.26 高値 53742.69 安値 52990.42 大引け 53375.60(前日比 +16.89 、 +0.03% ) 売買高 25億383万株 (東証プライム概算) 売買代金 7兆6436億円 (東証プライム概算) ----------------------------------------------------------------- ■本日のポイント 1.日経平均は3日続伸、アドテストが押し上げ 2.衆院選情勢巡る報道が相場支援 3.FOMC無風も米財務長官発言で円高一服 4.前日上昇の半導体関連に利食い売り 5.イラン情勢の緊迫化も重荷 ■東京市場概況 前日の米国市場では、NYダウは前日比12ドル高と小幅に反発した。主力IT企業の決算発表を控えて警戒ムードが強い中、半導体関連などハイテク株の一角が買われた。 東京市場では、、衆院選の序盤の情勢報道や円高の一服が売り方の買い戻しを誘った。今期の業績予想を上方修正したアドバンテスト<6857>が急伸し、日経平均株価を押し上げた。 衆院選情勢に関して29日付の日本経済新聞朝刊は、「公示直後の段階では自民党が選挙前の198議席から伸ばし、定数465の過半数にあたる233議席は得る勢いだ」と報じた。また、読売新聞オンラインは28日夜、「自民党は小選挙区選、比例選とも優勢に戦いを進め、単独で過半数(233)をうかがう勢いだ」と伝えた。高市政権のもと経済成長に向けた政策が実行され、株式相場にプラス効果をもたらすとの見方が広がった。また、ベッセント米財務長官が28日、CNBCのインタビューで、米国によるドル円相場の介入について「絶対にしていない」と発言。これを受け直近までの急速なドル安・円高が一服し、東京市場において自動車など輸出関連株への押し目買いを誘発した。東証株価指数(TOPIX)は反発した。 アドテストは上昇したが、そのほかの半導体関連株は利益確定売りが優勢となった。28日の大引け間際にオランダの半導体製造装置メーカーのASMLホールディングの決算発表を受け、その内容をポジティブに受け止めた買いが関連銘柄を押し上げていた。米財務長官発言後にドル円相場は一時1ドル=154円台に乗せたが、戻りは鈍く29日には一時152円台まで軟化した。日本政府・日銀による介入警戒感は継続し、短期的な円高一服後もドル安基調が継続するとの見方は、日本株には重荷となったもようだ。加えて、トランプ米大統領がイランに対して核開発問題に関する交渉に応じることを求めたと伝わり、地政学リスクの高まりが意識されたことは投資家心理を冷やす要因となった。このほか、28日まで開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)では市場のコンセンサス通りに4会合ぶりの政策金利据え置きが決定。サプライズ感は乏しくマーケットへの影響は限定的なものにとどまった。 個別ではアドテストのほか、トヨタ自動車<7203>や三菱重工業<7011>が堅調に推移し、ゆうちょ銀行<7182>やENEOSホールディングス<5020>、コマツ<6301>が株価水準を切り上げた。三井E&S<7003>やTHK<6481>が値を上げ、スカパーJSATホールディングス<9412>や日野自動車<7205>、住友金属鉱山<5713>が急伸。ソフトバンクグループ<9984>や、売買代金トップとなったキオクシアホールディングス<285A>が底堅く、ジェコス<9991>やあすか製薬ホールディングス<4886>が値を飛ばし、四国化成ホールディングス<4099>がストップ高で終えた。 半面、東京エレクトロン<8035>やレーザーテック<6920>、ディスコ<6146>が売られ、フジクラ<5803>や古河電気工業<5801>が軟調。イオン<8267>やMonotaRO<3064>、日本取引所グループ<8697>が値を下げ、任天堂<7974>やニトリホールディングス<9843>が冴えない展開となり、トーメンデバイス<2737>が急落した。 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、SBG <9984>、トヨタ <7203>、住友鉱 <5713>、信越化 <4063>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約443円。うち353円はアドテスト1銘柄によるもの。 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、リクルート <6098>、レーザーテク <6920>、ディスコ <6146>、コナミG <9766>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約343円。うち248円は東エレク1銘柄によるもの。 東証33業種のうち上昇は22業種。上昇率の上位5業種は(1)石油・石炭、(2)輸送用機器、(3)鉱業、(4)保険業、(5)証券・商品。一方、下落率の上位5業種は(1)サービス業、(2)小売業、(3)その他製品、(4)情報・通信業、(5)ガラス・土石。 ■個別材料株 △アストロHD <186A> [東証G] JAXA公募の技術開発実施機関として採択される。 △モバファク <3912> [東証S] 上限9.3%の自社株買いと今期最高益・増配計画を好感。 △四国化HD <4099> [東証P] 26年12月期営業益予想33%増で5円増配へ。 △オンコリス <4588> [東証G] 「OBP-301」の先駆け総合評価相談が終了。 △ステラファ <4888> [東証G] 大阪医科薬科大と住友重 <6302> との治験に関わる契約締結。 △オキサイド <6521> [東証G] 26年2月期営業利益予想を上方修正。 △小野測器 <6858> [東証S] 26年12月期営業益予想87%増で8円増配へ。 △日野自 <7205> [東証P] 26年3月期業績予想を上方修正。 △マツモト <7901> [東証S] 「次世代DAT事業」構想の検討を開始。 △ジェコス <9991> [東証P] 今期業績・配当予想を上方修正。 ▼日精化 <4362> [東証P] 10-12月期営業利益36%減を嫌気。 ▼アライドアキ <6081> [東証G] 東証が信用規制。 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)四国化HD <4099>、(2)住友鉱 <5713>、(3)あすか薬HD <4886>、(4)オーケストラ <6533>、(5)日野自 <7205>、(6)スカパーJ <9412>、(7)ソースネクス <4344>、(8)ジェコス <9991>、(9)日精線 <5659>、(10)ゆうちょ銀 <7182>。 値下がり率上位10傑は(1)トーメンデバ <2737>、(2)エニグモ <3665>、(3)旭ダイヤ <6140>、(4)日精化 <4362>、(5)冨士ダイス <6167>、(6)ベステラ <1433>、(7)ベイカレント <6532>、(8)モノタロウ <3064>、(9)稀元素 <4082>、(10)エイチーム <3662>。 【大引け】 日経平均は前日比16.89円(0.03%)高の5万3375.60円。TOPIXは前日比9.81(0.28%)高の3545.30。出来高は概算で25億383万株。東証プライムの値上がり銘柄数は763、値下がり銘柄数は777となった。東証グロース250指数は705.67ポイント(1.15ポイント高)。 [2026年1月29日] 株探ニュース
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