[今日の視点]貴金属=反発、NY高や円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、反発して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク高と円安を受けて買い優
勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク高と円安を受けて
堅調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は120.36ドル
高の4963.40ドル、銀が482セント高の7796セント、プラチナが
125.20ドル高の2101.40ドル、パラジウムは66.43ドル高の
1697.28ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=157.48/50円で、前営業日の
大引け時点から0.68円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が2万5850円前後、銀は416.1円前後、プラチナ
は1万0200円前後、パラジウムは8300円前後。
【NY金は安値拾いの買いが支援】
 金は前週末の海外市場では、ドル安が再開するなか、安値拾いの買いが入った。
 金はドル安や安値拾いの買いを受けて買い優勢となった。AI(人工知能)関連支出
の急増に対する懸念から売りに見舞われていたリスク資産が地合いを回復するなか、安
全資産としてのドルに対する買いが後退した。今週は11日に発表される1月の米雇用
統計や13日発表の1月の米消費者物価指数(CPI)などが焦点である。米経済につ
いて、連邦準備制度理事会(FRB)のジェファーソン副議長は、2026年の見通し
について「慎重ながらも楽観的」という認識を示した。サンフランシスコ連銀のデイリ
ー総裁は、米国経済は「不安定」な状況にあるとの認識を示し、企業はおおむね慎重な
がらも楽観的である一方、これまで大量解雇に慎重だった企業も急速に方針転換する可
能性があるため、消費者の信頼感は薄れていると述べた。
 イランのペゼシュキアン大統領は、米国との間で行われた核協議について「一歩前
進」だと評価した。トランプ米大統領は今回の協議について「非常に良かった」と評
し、今週早くに次回会合を開く予定だとした。アラグチ外相は、米国との協議は核問題
に限定されていると述べ、イランは国内におけるウラン濃縮の権利を放棄しないと強調
した。

 銀は前週末の海外市場では、ドル安や金堅調を受けて買い優勢となった。
【NYプラチナはドル安や金堅調が支援】
 プラチナは前週末の海外市場では、ドル安や金堅調を受けて買い優勢となった。
 プラチナはドル安や金堅調が支援要因になった。リスク選好の動きが回復するなか、
ドル安に振れ、安値拾いの買いが入った。今週は1月の米雇用統計や米消費者物価指数
(CPI)の発表がある。また中国の春節を控え、戻り場面では個人投資家のやれやれ
の売りが出るとみられる。

<今日の予定>
・国際収支(経常収支) 2025年12月(財務省)
・米卸売在庫 2025年12月確報値(商務省)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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