トウモロコシは、420セント水準で下値を固め、反発を打診する環境になる。ただ し、現物ベーシスの上昇は一服し、今後は値動きが鈍化しよう。南米産の供給圧力に注 意が必要だが、適度な需給タイト感を背景に、緩やかな上昇地合で430セント台定着 を打診する展開に留まる見通し。売買材料が乏しくなっている。 大豆は、南米の生産・輸出圧力が警戒されることがネガティブ。ブラジルでは、これ から過去最大規模の供給が確実な情勢にある。収穫作業は順調に進んでおり、米国産の 輸出鈍化が警戒される。中国が米国産大豆の追加購入を行う可能性が浮上していること はポジティブだが、それを考慮に入れても米国産輸出の鈍化は避けられない。中国需要 期待は、短期的な上昇圧力にとどまる見通し。南米産との競合が激化すれば、 1000セント台前半まで下落するリスクを残す。ただし、1000セント割れの必要 性は乏しい。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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