[今日の視点]石油=大幅高へ、親イランのフーシ派の動きに警戒を

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 国内市場は大幅高へ。中心限月の2026年8月限は3000〜5000円高程度を
想定する。先週末の海外原油が続伸したことや、週明けの時間外取引でニューヨーク原
油が1バレル=100ドルの節目を突破していることが国内市場を押し上げるだろう。
円相場は1ドル=159円後半で円安・ドル高推移。

 ホルムズ海峡の封鎖を受けて供給不足が強まっている。イランに対する攻撃を実施す
る前の段階でこうなることは目に見えていたと思われるが、後手に回る米国は必至にな
ってこの海峡にタンカーを通過させて供給を正常化しようとしている。米軍はイランの
中核的な石油基地であるカーグ島を爆撃し、トランプ米大統領はホルムズ海峡の封鎖を
続けるようならカーグ島の石油施設を破壊すると警告したが、余計に原油高を煽ってい
る。米軍を中心とする同盟国の艦隊がホルムズ海峡の護衛をまもなく始めるとしても、
数発打ち込まれて逃げ出す未来しか見えない。
 世界が原油高を脅威として捉えており、米国が原油相場の圧迫に躍起になっていると
すると、次はイエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)の出番だろう。紅海に脅威
が及ぶとサウジアラビアの原油が出口を塞がれる。フーシ派の報道官は、バブ・エル・
マンデブ海峡の封鎖は「イエメンが利用可能な選択肢の一つだ」語っている。20日に
控えたニューヨーク原油4月限の納会で混乱を引き起こそうとするなら、フーシ派が動
く可能性が高い。
 時間外取引でニューヨーク原油4月限は前日比2.11ドル高の100.82ドルで
取引されている。本日これまでのレンジは100.03〜102.44ドル。
<今日の予定>
◆ 中国 ◆
【経済】10:30 住宅価格指数 2026年2月(国家統計局)
【経済】11:00 小売売上高 2026年2月(国家統計局)
【経済】11:00 鉱工業生産 2026年2月(国家統計局)
【納会】--:-- 上海ゴム 2026年3月限(上海期貨交易所)
◆ イギリス ◆
【経済】09:01 住宅価格指数 2026年3月(ライトムーブ)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:30 製造業景況指数 2026年3月(ニューヨーク連銀)
【経済】22:15 鉱工業生産・設備稼働率 2026年2月(FRB)
【経済】23:00 企業在庫 2026年1月(商務省)
【農産】3/17 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
【納会】--:-- ココア 2026年3月限(ICEUS)
◆ カナダ ◆
【経済】21:30 消費者物価指数 2026年2月(カナダ統計局)
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