金・銀午前=金が大幅続落、週明けの原油高が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 金が大幅続落。週明けの原油高を受けて売り優勢で始まった。その後は、原油高一服
を受けて下げ一服となったが、戻りは売られた。銀は12月限が急落した。
 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が590〜228円安、金ミニが
579.0〜270.0円安、ゴールドスポットが602円高、銀が28.0円安。
 午前11時2分現在の出来高は、金が1万5929枚、金ミニが1万2007枚、ゴ
ールドスポットが539枚、銀が3枚。
【NY金はドル高が圧迫】
 金はドル高が圧迫要因になった。イラン戦争激化に対する懸念から原油が高止まり
し、ドル高に振れた。トランプ米大統領は、イランの石油輸出拠点であるカーグ島で軍
事目標を空爆したと発表した。またホルムズ海峡の安全確保のため多くの国が艦船を派
遣することを期待しているとした。イランはカーグ島のエネルギー施設が攻撃を受けれ
ば、中東にある米国関連のエネルギー施設に報復攻撃を行うとした。
 3月の米ミシガン大消費者信頼感指数速報値は55.5と、2月の確報値56.6か
ら低下した。中東情勢の悪化を受けたガソリン価格の上昇のほか、家計財政悪化への懸
念が重しとなった。市場予想は55.0だった。1月の米雇用動態調査(JOLTS)
によると、求人件数は694万6000件と前月から39万6000件増えた。市場予
想は670万件だった。1月の米個人消費支出(PCE)価格指数は前月比0.3%上
昇、12月は0.4%上昇だった。前年比は2.8%上昇、12月は2.9%上昇だっ
た。
 金先限は4日以来の安値2万6556円を付けた。週明けの原油高が圧迫要因になっ
た。円相場は1ドル=159円台後半で円安が一服した。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、軟調。前週末の海外市場では、イラン戦争激化に対する懸
念から原油が高止まりし、ドル高に振れたことを受けて売り優勢となった。アジア市場
では、原油高を受けて4976ドル台まで下落したのち、下げ一服となったが、ドル安
一服を受けて5029ドル台で戻りを売られた。
 午前11時現在、5012.99ドルで推移、銀は8023セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が5090.71ドル、銀が8252セント。

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