[今日の視点]貴金属=金が続落、プラチナは反発

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、金が続落して寄り付く見通し。金はニューヨーク安を受けて売り優勢とな
ろう。銀は夜間取引で先限が変わらずとなった。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチ
ナがニューヨーク高を受けて堅調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は21.11ドル安
の5001.73ドル、銀が68セント高の8081セント、プラチナが56.40ド
ル高の2112.20ドル、パラジウムは35.83ドル高の1606.49ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=159.10/12円で、前営業日の
大引け時点から0.26円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が2万6710円前後、銀は400.0円前後、プラチナ
は1万0745円前後、パラジウムは8000円前後。
【NY金は手じまい売りが圧迫】
 金はきのうの海外市場では、手じまい売りが出て軟調となった。
 金は手じまい売りが圧迫要因になった。ドル安となったが、今夜から始まる米連邦公
開市場委員会(FOMC)で金利据え置きが見込まれており、手じまい売りが出た。3
月のニューヨーク連銀製造業景況指数はマイナス0.2となり、前月の7.1から低下
した。市場予想は4.0。2月の米鉱工業生産指数は前月比0.2%上昇。伸びは予想
の0.1%を上回った。
 欧州連合(EU)の外相に当たるカラス外交安全保障上級代表は、中東で展開するE
Uの海軍任務を原油輸送の要衝ホルムズ海峡に拡大することについて、EU外相から前
向きな姿勢は示されなかったと述べた。トランプ米大統領は、事実上封鎖状態となって
いるホルムズ海峡について、船舶の通航再開に向けて支援するよう各国に改めて呼び掛
け、支援に積極的でない国を批判した。
 銀はきのうの海外市場では、金軟調につれ安となったが、ドル安を受けて下げ一服と
なった。
【NYプラチナはドル安や株高が支援】
 プラチナはきのうの海外市場では、ドル安や株高を受けて買い優勢となった。
 プラチナはドル安や株高が支援要因になった。原油が下落し、株式市場が持ち直した
ことを受けてリスク選好の動きとなった。また各国の中央銀行の政策決定会合を控え、
為替市場でポジション調整の動きが出るなか、ドル安に振れた。ただ中東情勢の不透明
感が残っており、イラン戦争の行方を確認したい。
<今日の予定>
・キャッシュレートターゲット公表(オーストラリア準備銀行)
・独景況感指数 2025年3月(ZEW)
・米中古住宅販売仮契約指数 2026年2月(全米不動産協会)
・米連邦公開市場委員会(FOMC、18日まで)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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