金相場はやや上値の重い展開が続いている。16日は原油高の一服で、米金利低下・ ドル安・株高と、金投資環境は強気に傾いた。実際にプラチナとパラジウムは押し目買 い優勢の展開になったが、金と銀相場は調整売りを進める動きが優勢だった。引き続き 原油高がインフレ環境に与える影響が、米連邦準備制度理事会(FRB)の政策スタン スに、金市場の視点ではネガティブな影響を及ぼすリスクが警戒されている。 3月は金よりもドルでリスク管理を行おうとする動きが強く、金相場は5000ドル 割れには抵抗を見せるも、積極的に買い進もうとするような動きは限定されている。地 政学、インフレ、スタグフレーションなど投資リスクは数多く存在するが、金よりもド ルが志向される地合が続いていることが、金相場の値動きを限定している。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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