【↑】日経平均 大引け| 急反発、原油上昇一服で5万5000円台回復 (3月18日)

配信元:株探
著者:Kabutan
日経平均株価
始値  54148.84
高値  55239.40
安値  54148.84
大引け 55239.40(前日比 +1539.01 、 +2.87% )

売買高  22億8488万株 (東証プライム概算)
売買代金 6兆6760億円 (東証プライム概算)

-----------------------------------------------------------------

■本日のポイント

 1.日経平均は5日ぶり急反発、1500円超上昇で高値引け
 2.原油先物価格の上昇一服を受け、投資家の不安心理後退
 3.「近い将来イランから撤退する」とのトランプ発言好感
 4.商社やエネルギー関連株など買われ全体相場の牽引役に
 5.94%の銘柄が上昇する全面高、売買代金は盛り上がらず

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前日比46ドル高と続伸した。米長期金利の上昇一服で一部のハイテク株や景気敏感株が買われた。

 東京市場では、これまでのリスクオフの地合いから一変し、日経平均株価は1500円を超える急反騰をみせた。

 18日の東京市場は、幅広い銘柄が買い戻され、朝方に高く始まってからもほぼ一貫して下値を切り上げる非常に強い地合いだった。原油先物価格の上昇が一服し、足もとで下げに転じたことで、中東情勢に関する過度な不安心理が後退した。トランプ米大統領がイランへの軍事攻撃を早晩終了し撤退すると述べたことで、これが市場センチメントを強気に傾けた格好だ。売買代金上位の半導体主力株が買われ、全体相場に押し上げ効果をもたらしたほか、商社やエネルギー関連株などへの投資資金流入も顕著で、日経平均は高値引けに。先物主導のインデックス買い効果も反映したが、個別株の物色意欲も旺盛だった。値上がり銘柄数は1500弱に達し、プライム市場全体の94%を占める文字通りの全面高商状となった。ただ、売買代金は前日を上回ったとはいえ、6兆6000億円台で今一つ膨らまなかった。

 個別では、圧倒的な売買代金をこなしているキオクシアホールディングス<285A>が大きく株価を上昇させたほか、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>なども値を飛ばした。フジクラ<5803>、古河電気工業<5801>も物色人気。ソフトバンクグループ<9984>が買われ、東京電力ホールディングス<9501>はストップ高となった。三菱商事<8058>も高い。ユニチカ<3103>がストップ高で値上がり率トップとなり、三菱マテリアル<5711>も値幅制限上限で買い物を残して引けた。商船三井<9104>も急騰した。

 半面、ソニーグループ<6758>、NEC<6701>が冴えず、サンリオ<8136>も売りに押された。中外製薬<4519>が水準を切り下げた。ネットプロテクションズホールディングス<7383>が値下がり率トップに売り込まれ、ジャパンディスプレイ<6740>も大きく利食われた。オープンドア<3926>が大幅安、ポールトゥウィンホールディングス<3657>などの下げも目立つ。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、SBG <9984>、東エレク <8035>、ファストリ <9983>、信越化 <4063>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約849円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は中外薬 <4519>、ソニーG <6758>、コナミG <9766>、富士通 <6702>、ローム <6963>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約48円。うち33円は中外薬1銘柄によるもの。

 東証33業種のすべての業種が上昇。上昇率の大きかった上位5業種は(1)海運業、(2)石油・石炭、(3)電気・ガス、(4)卸売業、(5)非鉄金属。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)医薬品、(2)陸運業、(3)サービス業、(4)輸送用機器、(5)その他製品。

■個別材料株

△アクセルHD <402A> [東証G]
 JAXAの「宇宙戦略基金事業第2期」に採択。
△QPSHD <464A> [東証G]
 SMBC日興証券が目標株価4400円に引き上げ。
△セルソース <4880> [東証P]
 第1四半期は営業損益が黒字転換し通期計画上回る。
△トリプラ <5136> [東証G]
 サービス稼働施設数増加し11~1月期経常益59%増。
△三菱マ <5711> [東証P]
 「日米でのレアアース・銅の共同開発に参加」との報道。
△千代建 <6366> [東証S]
 「トヨタ <7203> と水素製造装置を29年から量産」との報道。
△アスタリスク <6522> [東証G]
 レンティア子会社と顔認証システム導入で業務提携開始。
△いちよし <8624> [東証P]
 未定としていた期末配当予想を前期比41円増にすると発表。
△商船三井 <9104> [東証P]
 「エリオットによる株式取得」との報道。
△東電HD <9501> [東証P]
 資本提携に海外ファンド関心示し「非上場化も視野」。

▼ビジョナル <4194> [東証P]
 決算サプライズ乏しく見切り売り優勢。
▼ネットプロ <7383> [東証P]
 消費者機構日本による訴訟提起を嫌気。


 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ユニチカ <3103>、(2)東電HD <9501>、(3)三菱マ <5711>、(4)Vテク <7717>、(5)東洋エンジ <6330>、(6)商船三井 <9104>、(7)セルソース <4880>、(8)いちよし <8624>、(9)イーレックス <9517>、(10)フルヤ金属 <7826>。
 値下がり率上位10傑は(1)ネットプロ <7383>、(2)Jディスプレ <6740>、(3)オープンドア <3926>、(4)ビジョナル <4194>、(5)リンクユーG <4446>、(6)ポールHD <3657>、(7)中外薬 <4519>、(8)シード <7743>、(9)T-BASE <3415>、(10)エニーカラー <5032>。

【大引け】

 日経平均は前日比1539.01円(2.87%)高の5万5239.40円。TOPIXは前日比90.34(2.49%)高の3717.41。出来高は概算で22億8488万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1499、値下がり銘柄数は76となった。東証グロース250指数は778.71ポイント(27.99ポイント高)。

[2026年3月18日]


株探ニュース

このニュースの著者

Kabutan

有望株(銘柄)の発掘・選択をサポートするサイトです。株価 ニュース 決算 テーマや企業情報などが満載。 株価変動要因となる情報や株式の売買タイミングに役立つ情報、迅速な投資判断ができる仕組みを提供します。