米連邦公開市場委員会(FOMC)後の金相場は上値の重い展開になった。パウエル 米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、利下げのためにはインフレ緩和の進展が必要 との認識を示している。一方、当局者の経済見通しでは、コアPCEデフレーターが前 年比2.7%上昇と、昨年12月の2.5%上昇から上振れしている。インフレ環境に は不確実性も大きさも指摘されているが、少なくとも積極的な利下げは志向されない状 況との見方が優勢になっている。当局者は引き続き2026年中に1回の追加利下げを 見込んでいるが、イラン戦争の進展状況次第では、インフレ率が低下せず、利下げがで きないシナリオも浮上する。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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