【↓】日経平均 大引け| 続落、米株安で半導体関連株を中心に売り優勢 (3月27日)

配信元:株探
著者:Kabutan
日経平均株価
始値  53239.59
高値  53714.90
安値  52516.92
大引け 53373.07(前日比 -230.58 、 -0.43% )

売買高  26億7013万株 (東証プライム概算)
売買代金 7兆9890億円 (東証プライム概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は230円安と続落、朝安後は下げ渋る展開に
 2.前日のNYダウは469ドル安、イランとの停戦交渉は難航も
 3.権利付き最終売買日で配当権利取りもあり下値を拾う動き強い
 4.キオクシアやアドテスト、フジクラなどAI・半導体関連株が安い
 5.三菱商や三菱重、INPEXが高く、三菱UFJや任天堂は堅調

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前日比469ドル安と反落した。米国とイランの停戦交渉が難航するとの見方からリスク回避の売りが優勢となった。

 東京市場では、日経平均株価は続落。米株安を受け、一時1000円を超える下落となったが、配当権利取りなどで売り一巡後は下げ渋った。

 前日の米株式市場では、米国とイランの停戦交渉が難航するとの警戒感が強くNYダウは反落した。米株安を受け、東京株式市場では日経平均が下落してスタート。米半導体関連株が売られたことが警戒され、日本のAI・半導体関連株も値を下げ午前9時50分過ぎには下げ幅は一時1000円を超えた。ただ、日経平均の5万2500円近辺の水準では値頃感からの買いも流入し、売り一巡後は下げ渋った。本日は権利付き最終売買日で配当や優待の権利取りの動きがみられたほか、配当再投資への期待も膨らんだ。トランプ米大統領がイランのエネルギー施設への攻撃の猶予期間を延期すると表明したことも、全体相場を下支えする要因となった。後場に入り一時100円を超える上昇となる場面もあったが、上値は重く大引けにかけ再び売りに押された。

 個別銘柄では、キオクシアホールディングス<285A>やアドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>が安く、古河電気工業<5801>やフジクラ<5803>が値を下げた。ダイキン工業<6367>が売られ、イビデン<4062>やファナック<6954>、SMC<6273>が軟調に推移した。

 半面、ソフトバンクグループ<9984>やレーザーテック<6920>が高く、三菱重工業<7011>や三井金属<5706>、INPEX<1605>が値を上げた。三菱商事<8058>や三井物産<8031>が堅調で、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や任天堂<7974>、商船三井<9104>もしっかり。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、オリンパス <7733>、アステラス <4503>、リクルート <6098>、三菱商 <8058>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約148円。うち99円はSBG1銘柄によるもの。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、東エレク <8035>、ダイキン <6367>、信越化 <4063>、ファナック <6954>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約444円。うち239円はアドテスト1銘柄によるもの。

 東証33業種のうち上昇は22業種。上昇率の上位5業種は(1)鉱業、(2)海運業、(3)石油・石炭、(4)電気・ガス、(5)医薬品。一方、下落率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)不動産業、(3)電気機器、(4)ガラス・土石、(5)精密機器。

■個別材料株

△住石HD <1514> [東証S]
 ワンボ炭鉱から12億円超の配当金受領。
△ファンデリー <3137> [東証G]
 4月2日付で東証スタンダード市場に市場変更へ。
△日本コークス <3315> [東証P]
 「政府が石炭火力の稼働率引き上げ」との報道。
△エネチェンジ <4169> [東証G]
 26年3月期業績予想を再上方修正。
△サクサ <6675> [東証S]
 27年3月期までの配当方針を好感。
△EDP <7794> [東証G]
 本田技術研究所と共同研究へ。
△群馬銀 <8334> [東証P]
 第四北越FG <7327> との株式交換比率を意識。
△名古屋銀 <8522> [東証P]
 しずおかFG <5831> と経営統合で基本合意。
△小林洋行 <8742> [東証S]
 35万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△カドカワ <9468> [東証P]
 オアシスマネジメントの買い増しが続く。

▼FPG <7148> [東証P]
 税制改正大綱の影響で今期業績・配当予想を下方修正。
▼乾汽船 <9308> [東証S]
 26年3月期純利益・配当予想を下方修正。


 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)日本コークス <3315>、(2)名古屋銀 <8522>、(3)ニッコンHD <9072>、(4)インフォMT <2492>、(5)群馬銀 <8334>、(6)オリンパス <7733>、(7)Appier <4180>、(8)住友ファーマ <4506>、(9)しずおかFG <5831>、(10)富士製薬 <4554>。
 値下がり率上位10傑は(1)FPG <7148>、(2)エンプラス <6961>、(3)山一電機 <6941>、(4)コクサイエレ <6525>、(5)日野自 <7205>、(6)ダイキン <6367>、(7)Jディスプレ <6740>、(8)ダイセル <4202>、(9)東京計器 <7721>、(10)キオクシア <285A>。

【大引け】

 日経平均は前日比230.58円(0.43%)安の5万3373.07円。TOPIXは前日比6.89(0.19%)高の3649.69。出来高は概算で26億7013万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1063、値下がり銘柄数は463となった。東証グロース250指数は734.40ポイント(14.11ポイント高)。

[2026年3月27日]


株探ニュース

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