国内市場は上昇へ。中心限月である2026年8月限は500〜1000円高程度を 想定する。30日のニューヨーク原油は1バレル=100ドルの節目を上回って引け た。国内市場の中心限月が6番限であることから、ニューヨーク市場の当限のような騰 勢はないが、トレンドは引き続き上向きだろう。円相場は1ドル=159円後半で推移 しており、前日の大引け水準とほぼ変わらず。 ホルムズ海峡が実質的に封鎖されているなかで供給は不足しており、世界の石油在庫 が減少を続けていることが相場を押し上げている。バブ・エル・マンデブ海峡や紅海の 封鎖が行われず、米軍によるイランでの地上作戦が未だに始まらないとしても、石油在 庫の取り崩しが上昇の原動力となっている。ニューヨーク原油は一時105ドルの節目 に達するなど、100バレルを超える水準の重さが後退している印象で、上値を伸ばし やすくなっているのではないか。 トランプ米大統領の相場操縦能力が薄れていることが上値を試す雰囲気を後押しして いる。発言によって金融市場を右往左往させることに長けた米大統領だが、イラン戦争 が長引きつつあるなかで真偽の不明な、虚言に近い発言が増えている。トランプ米大統 領はイランと協議しているというが、イランは否定しており、誰が窓口となっているの かすら不明である。引き続き上値を見据えておきたい。 時間外取引でニューヨーク原油5月限は前日比2.08ドル高の104.96ドルで 取引されている。本日これまでのレンジは104.50〜105.21ドル。 <今日の予定> ◆ 日本 ◆ 【工業】09:30 ゴム指定倉庫在庫(大阪取引所) ◆ ドイツ ◆ 【経済】21:00 消費者物価指数 2026年3月速報(連邦統計庁) ◆ イギリス ◆ 【経済】17:30 マネーサプライ 2026年2月(BOE) ◆ スイス ◆ 【経済】16:00 景気先行指数 2026年3月(KOF経済研究所) ◆ アメリカ ◆ 【農産】3/31 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA) MINKABU PRESS
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