NY原油市況=続伸、停戦に向けた取り組み続くが協議開始は不透明

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/05     112.96      115.48      108.89      112.41       + 0.87
  2026/06     98.51       100.91      95.57       98.47        + 0.43
  2026/07     89.72       91.55       87.28       90.24        + 0.85
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電                0             1,996,523    ( - 16,342)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/05     432.84    - 3.27
                            2026/06     397.02    - 0.59
         改質ガソリン       2026/05     330.82    + 2.02
                            2026/06     315.91    + 2.72
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近2限月は続伸。期近2限月の前日比は0.43〜0.87ド
ル高。その他の限月は0.85〜1.75ドル高。
 トルコやパキスタン、エジプトが仲介国となり、イラン戦争の停戦に向けて取り組ん
でいるものの、協議を始めるための土台となる停戦案が見つかっていないことが相場を
押し上げた。イランは一時的な停戦を拒否し、恒久的な和平を求めている。イラン外務
省のエスマイール・バガエイ報道官は、以前から米国が要求している15項目の計画は
過剰で、イランの国益に基づく一連の要求は仲介ルートを通じて伝達済みであると述べ
た。
 国営イラン通信(IRNA)によると、イランの要求は10項目から成り、レバノン
やガザを含めた恒久的な停戦、イランのホルムズ海峡に対する支配を認めてイランが通
行料を徴収できる新たな輸送プロトコルを実施すること、イランに対する経済制裁の完
全な解除などが含まれている。ただ、米アクシオスの報道によると、米当局者はイラン
の10項目の要求について「最大主義的」との認識を示した。
 イランやオマーンによるホルムズ海峡の共同管理計画が動き出しているとみられるな
かで、この海峡を通過する船舶がやや増加傾向にあることは圧迫要因。この週末で
20隻程度が通過したとの報道がある。このなかにはフランスや日本の船舶が含まれて
いる。
 時間外取引で5月限は115.48ドルまで上昇後、売りに押されると108.89
ドルまで軟化。ただ、通常取引開始に向けて下げを解消すると、その後は再び強含ん
だ。
 改質ガソリンの期近は続伸。ヒーティングオイルの期近2限月は反落。上昇傾向を維
持しているが、足並みは揃わなかった。
今日の材料
・パキスタン外交筋、米国は合意への切迫感を強めている=ハアレツ紙
・ロシアはイランにイスラエル国内のエネルギーインフラの情報を提供=エルサレム・
ポスト
・イランは友好国の船舶に対し安全保障手数料と引き換えにホルムズ海峡の通過を許可
=アル・ジャジーラ
・イスラエルのネタニヤフ首相とトランプ米大統領が5日に電話会談=米アクシオス
・ネタニヤフ首相は現時点で停戦しないよう促した=同上
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