海外サマリー(7日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2026/ 6 4,684.7     0.0  シカゴ大豆  2026/ 5 1,158.25   -8.50
NY銀     2026/ 5 7,198.7  - 86.0  シカゴコーン 2026/ 5   449.00   -5.00
NYプラ    2026/ 7 1,947.9  - 29.6  NY原油   2026/ 5   112.95   +0.54
NYパラ    2026/ 6 1,456.60 -34.60  ドル・円               159.56   -0.12
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は159円台半ばで推移
 NY為替市場、イラン関連のニュースに振り回される1日となった。トランプ大統領
が設定した期限が迫る中、米国がイランのカーグ島の軍事標的を空爆と伝わったほか、
トランプ大統領の脅しも相変わらず続き、「1つの文明全体が今夜滅び、二度と戻るこ
とはないだろう」と投稿。半面、それを受けてイラン側が米国との交渉を打ち切ったと
のニュースも流れた。さらに終盤には、パキスタンがトランプ大統領に期限の2週間延
長を要請し、イランにもホルムズ海峡の開放を要請したとも伝わっている。
 目まぐるしい応酬の中、ドル円は瞬間的に160円台に再上昇。ただ、終盤は159
円台半ばに戻す展開。市場は以前に比べれば比較的落ち着いている印象もある中、ドル
高ではなく、円安がドル円を押し上げていた。
 原油相場が急騰する中、インフレ期待の上昇で、ECBや英中銀には年内利上げ期待
が急浮上。それがユーロやポンドに対するドル買いを抑制している可能性がある。一
方、日銀も追加利上げが期待されているものの、ECBや英中銀ほどは迫られおらず、
インフレ懸念を取るか、成長を取るかの選択肢の範ちゅうにある状況。この違いが円安
を誘発していた可能性もありそうだ。
◎NY貴金属=金が小幅まちまち、銀・PGM系貴金属は続落
 ニューヨーク金は小幅まちまち。銀は続落。
 金6月限は変わらず。時間外取引は、アジア時間の終盤に軟調に推移した後、欧州時
間に入ると、地合いを引き締め、上昇に転じたが、イランとの停戦交渉の不透明感から
上げ幅を削り、前日の終値水準でもみあった。日中取引では、序盤、リスク回避の動き
から手じまい売りが先行し、50ドル超の下落となる場面があった。売り一巡後はドル
が対ユーロで下落から地合いを引き締めた。後半から終盤に20ドル超の下落となった
が、ニューヨーク時間の7日午後8時(日本時間の8日午前9時)のイランとの停戦交
渉の期限を控え、引けで上げ幅を削り、変わらずで終えた。
 銀5月限は続落。時間外取引から売り優勢となり、50セント超の下落で推移。日中
取引は手じまい売り先行もようとなり、一段安となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナ、パラジウムは続落。
 プラチナ7月限は続落。時間外取引は、アジア時間から売り優勢も欧州時間の開始
後、小高くなるまで浮上。しかし売り圧力は強く、再度、軟化となり、20ドル超の下
落。日中取引では、欧米の株安から見切り売り先行もようとなり、一時70ドル近い下
落となった。1900ドルが支持線となり、下値を切り上げたが、軟調地合いは払拭で
きずに引けた。
 パラジウム6月限は続落。時間取引は一時30ドル超の下落まで軟化した後、下げ幅
を縮小し、18ドル超の下落。日中取引は再度、売り圧力が強く、30ドルを超える下
落で終えた。
◎LME=中東情勢不安のなかアルミは小幅反発、銅・ニッケルは続落
 アルミ3カ月物は小幅反発。イースターマンデーの休場明けとなるなか3468ドル
で小安く開始したが、すぐに浮上となり、3490ドル台まで値を伸ばした。その後、
転売に値を押されて3456.50ドルの安値まで値を落とした後も低迷して推移。し
かし欧州の時間帯にかけて急浮上し3510ドル台を記録したうえ、3495ドルを下
値支持線とする高もみとなった。米国の時間帯序盤まで高値圏での高下が続いた後、ト
ランプ米大統領の文明破壊発言を受けてイランが米国と直接の停戦協議を拒否、と伝え
られたことでリスク回避の動きが見られたが、中東情勢不安の長期化に伴うアルミ供給
不安が下支え要因となり、堅調地合いを維持した。
 銅3カ月物は続落。イースターマンデーの休場明けのなか1万2374.50ドルで
反発して取引を開始。アジアの時間の序盤に1万2471ドルまで浮上し、この日の高
値を付けた。高値を離れた後も、アジア株高や中東情勢の緊張緩和期待を受けて1万
2400ドルを支持線とするもちあいが続いたが、イランがトランプ米大統領の文明破
壊警告を受けて米国との停戦協議を拒否したことでリスク回避の動きが広がって軟化。
1万2350ドルを抵抗線にしての安もみに転じるなかで1万2280ドルの安値を記
録。安値を離れ、1万2300ドル台を回復したが、小幅安状態で引けた。
◎NY原油=続伸、イランが対話を完全に停止との報道で
 ニューヨーク原油の期近2限月は続伸。
 トランプ米大統領がイランに対して現地時間の7日午後8時(日本時間8日午前9
時)までにホルムズ海峡を開放しなければ、発電所や橋を攻撃すると警告するなか、鉄
道や橋、空港、石油化学工場や電力網への攻撃が強まったことから緊迫感が強まった。
トランプ米大統領は言葉だけでなく、軍事力をもってイランに合意を迫っている。テヘ
ラン・タイムズによると、イランは脅迫を繰り返す米国とのすべての対話チャンネルを
停止し、メッセージ交換を取りやめるという。
◎シカゴ大豆・コーン=総じて反落、リスク回避の動きを受け売り優勢に
 大豆は総じて反落。
 9日に米農務省(USDA)発表の月例需給報告を控えて模様眺めの雰囲気が強まっ
ていたが、イランが米国との停戦協議を拒否したことを受けてリスク回避のための売り
が膨らみ、軟調となった。
 コーンは軒並み反落。
 米産地で降雨となったうえ、今週後半にも降雨の可能性があると予想されることで乾
燥緩和観測が強まった。また、イランが米国との停戦協議を拒否したと伝えられたこと
で、リスク回避の動きが広がったことも下押し要因になった。

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