[今夜の視点]海外原油=大幅反落へ、イランと米国が一時停戦で合意

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油5月限は前日比17.18ドル安の95.77ドルで
推移。本日これまでのレンジは91.05〜109.19ドル。
 今晩の海外原油は大幅反落へ。米国とイランの一時停戦合意を受けて時間外取引で急
落しており、通常取引にかけてもこの流れが続くだろう。双方の被害や軍事費の負担は
拡大する一方で、恒久的な停戦に結びつくことが期待されるなら、上向きの流れはかな
り調整されそうだ。米国やイスラエルの再軍備を警戒して、イランは一時停戦はしない
と主張していたことからすれば、協議を始める条件が整ったのではないか。
 ただ、2週間で供給できる石油の規模は限定的であるうえ、米国とイランの要求につ
いて、双方が納得するかたちで落とし所を迎えるのか、今のところ想像しづらい。イラ
ン最高国家安全保障会議が発表した声明によると、米国は10項目を受け入れるという
が、交渉が本格化するのは10日以降のようで、予断を許さない。米国やイスラエルは
協議の隙を狙ってイランを攻撃する傾向があるため、一時停戦で合意したとはいえ、相
場は神経質なままだろう。
<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】18:00 小売売上高 2026年2月(EUROSTAT)
【経済】18:00 生産者物価指数 2026年2月(EUROSTAT)
◆ ドイツ ◆
【経済】15:00 製造業受注 2026年2月(経済技術省)
◆ フランス ◆
【経済】15:45 国際収支 2026年2月(フランス銀行)
【経済】15:45 貿易収支 2026年2月(INSEE)
◆ スイス ◆
【経済】14:45 雇用統計 2026年3月(経済省)
◆ アメリカ ◆
【経済】20:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】4/9 03:00 FOMC議事録公表 3月17-18日(FRB)
【工業】23:30 週間石油統計(EIA)
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