前週は400円台に乗せた後、390円台前半まで反落する不安定な地合になった。 合成ゴムの価格・供給環境が不安定化する中、天然ゴム相場は戻り高値を更新する展開 になった。安定供給が見込まれることが、天然ゴム相場の下支え要因になっている。た だし、米国とイランが停戦合意した後は、原油相場が高値から急反落したこともあり、 調整売りが上値を抑えた。400円の節目到達で目標達成感もあり、持高調整を進める 動きが活発化した。 今週は調整売りを消化しながらも、底堅さを再確認していく展開になろう。原油相場 が上げ一服感を強めているとはいえ、ホルムズ海峡の流通は正常化しておらず、合成ゴ ムの供給リスクは高い。安定供給が見込まれる天然ゴムの相対評価は高い。既に上海市 場では合成ゴムよりも天然ゴムが割高な状態になっているが、380〜390円水準で は物色される見通し。原油相場の急落、円高が下振れリスクになる。 予想レンジは380〜400円。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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