●週間見通し穀物、コーンは下げ過ぎ感が強い=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 前週のトウモロコシ相場は450セント割れから440セント台前半まで下落した。
特に目新しいネガティ材料は見当たらなかったが、潤沢な在庫環境が再評価され、上値
の重い展開になった。米国とイランの停戦合意を受けて、原油相場が高値から急落した
こともネガティブ。一方、大豆は5月の米中首脳会談への期待感、大豆ミール急伸に下
値を支えられ、ほぼ横ばいながらも底固く推移した。トウモロコシ売り・大豆買いの裁
定取引も報告されている。9日に米農務省(USDA)需給報告が発表されたが、サプ
ライズはなかった。
 今週のトウモロコシ相場は下げ渋る展開にあろう。急ピッチな値下がりが続いていた
が、需要が強く刺激され始めており、下げ過ぎ感が強い。農家の在庫売却も鈍化しやす
く、徐々に下値を固める展開になる見通し。特に輸出の上振れが鮮明になると、450セ
ントの節目回復が打診されやすい。一方、大豆は現行価格水準で横這いの展開になろ
う。原油相場の上げ一服感、輸出低迷が上値を圧迫する。しかし、圧砕需要の底固さ、
大豆ミール相場の堅調地合が下値を支え、1100セント台中盤から後半での取引が続
く見通し。産地では作付け作業が始まっているため、徐々に天候相場に移行していくこ
とには注意が必要。
 予想レンジは、トウモロコシが425〜455セント、大豆が1150〜1200セ
ント。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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