前週は4600ドル水準で下値を支えられ、4700ドル台後半まで値上がりした。 2週連続の値上がりになる。4月7日に米国とイランが2週間の停戦で合意した。先行き 不透明感は残されているが、原油相場が高値から急落し、米金利・ドルの上値が抑えら れたことが、金相場の反発を促している。米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを 迫られるリスクが後退したと評価されている。ただし、金上場投資信託(ETF)買い は見送られ、大きな値動きには発展しなかった。 今週は慎重に安値修正を進める展開が続く見通し。イラン情勢に強く依存するが、改 めて原油相場が急伸するような動きがみられなければ、米金利・ドルの上値の重さが金 相場を押し上げる展開が続こう。3月の急落地合に対する反動高が想定される。ただ し、大きく上昇するのであれば、金ETF買いの再開といった動きが求められる。イラン 情勢もまだ安定化はしておらず、一本調子の値上がりまでは求められない見通し。 予想レンジは4600〜4950ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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