[4月13日からの1週間の展望]
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週間高低(カッコ内は日付) 4 月 6 日〜 4 月 10 日
始 値 高 値 安 値 帳入値 前週末比
ガソリン 先限 125,000 125,000( 6) 115,000( 8) 115,000 -15,000
灯 油 先限 115,000 115,000( 6) 105,000( 8) 105,000 -15,000
原 油 9月限 78,360 83,790( 8) 76,320( 8) 81,040 +2,710
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4 月 6 日〜 4 月 10 日
<海外原油> 週間4本値 始 値 高 値 安 値 終 値 前週末比
NY原油 5 月限 112.96 117.63( 7) 91.05( 8) 96.57 -14.97
ブレント原油 6 月限 110.00 111.89( 6) 90.40( 8) 95.20 -13.83
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10日 東京時間の午後3時15分現在 ドル・円 159.26 前週末比 0.35円の円高
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【前週のレビュー】ニューヨーク原油5月限は再び100ドル台に乗せた後、2日には
超極大の陽線を引き113.97ドルまで暴騰。米国のイラン攻撃がさらに激化するよ
うな様相となっているため、前回の4月限が当限の時に届かなかった120ドル台も瞬
間的にあり得る状況とした。
【NY原油、目先は米イラン協議の行方次第か】
ニューヨーク原油5月限はさすがに120ドル台には届かず、7日に117.63ド
ルの高値を付けたあと暴落した。暴落後のここまでの安値は8日に付けた91.05ド
ルで、その後は反発して9日には一時的に100ドル台を回復する場面があった。その
後は再び反落して、本稿執筆時の10日午後には98ドル台前半で推移している。前述
の暴落幅の38.2%戻し(101.20ドル辺り)をいったんは突破したが、その後
はそれを大きく下回っている。チャート上は再び下値トライとなる可能性が高まってい
るが、それも材料次第のため、引き続き中東の戦況報道に一喜一憂する展開が続きそう
だ。
材料的には、今回の暴落の主因となったのは、日本時間の8日未明に電撃的に発表さ
れた米国とイランの2週間の停戦合意だが、イラン国営放送が9日、最高指導者、モジ
タバ・ハメネイ師談として、ホルムズ海峡の同国による管理強化を示唆するなど、安全
な自由航行を求める米国側と早くも衝突している。
そのようななか、11日に仲介国であるパキスタンのイスラマバードで、米イラン協
議が実施される予定だが、この内容が週明け13日のアジアの時間帯の原油取引の波乱
要因となりそうだ。和平の道標が示されれば急落、不調に終われば急伸となる。とくに
原油にとって重要視されるのは、ホルムズ海峡の通航がどうなるかである。いずれにせ
よ、週明けに静かに始まるような展開は予想しにくい。
また、イラン側が11日の協議への参加について、「イスラエルがレバノンへの攻撃
を停止した場合に限る」とする一方、米国は今回の停戦合意にレバノン攻撃は含まない
という立場のため、最悪の場合、協議がキャンセルされる可能性もあり得ると見ておき
たい。
他の産油国のニュースとしては、サウジアラビアの国営通信が9日、同国のエネルギ
ー省関係者の話として伝えたところによると、同国のエネルギー施設の攻撃による被害
で、同国の石油生産能力が日量60万バレル、東西パイプラインの輸送量が同70万バ
レル減少しているという。
外部要因を見ると、ニューヨークダウ平均株価はさらに反発基調を強めており、4万
8000ドル台を回復した。
ドルインデックスはそれまでの100ポイント近辺のもみ合いから、99ポイント台
割れまで下落している。
【重要発表前に大量の売りポジション】
ロイター通信によると、今回の停戦合意発表の数時間前、ある投資家がWTI原油先
物とブレント原油に合計8600枚の売りポジションを建て、9億5000万ドルの取
引が行われていたことが明らかになった。
また、3月23日のトランプ米大統領がイランのエネルギー施設の攻撃を5日間延長
すると発表する直前にもある投資家が5億ドル規模の売りポジションが取ったことが指
摘されている。
なお、これを受けて、米政府は3月24日に職員に対して、立場を利用して先物取引
をしないように警告メールを出しているという。
【東京原油のテクニカル分析】
東京原油の6番限である9月限は21日移動平均線でもあるボリンジャーバントの中
心線(8万3000円辺り)を上値抵抗として、8万円の節目を挟んだ広めのもみ合い
となっている。
【NY原油、ブレント原油のテクニカル分析】
ニューヨーク原油5月限は8日の大陰線でボリンジャーバントの中心線(97.76
ドル辺り)を割り込んだが、9日は同線を挟んだ広めのもみ合いとなった。
ブレント原油6月限は8日にギャップを開けて急落して、それまでのボリンジャーバ
ントの中心線(101.21ドル辺り)の上側でのもみ合いから、同線の下側のもみ合
いに一気にレンジダウンして、100ドル台も割り込んだ。
<当面の予定>
13日【経済】マネーストック 2026年3月(日本銀行)
【経済】米中古住宅販売統計 2026年3月(全米不動産協会)
【経済】米財政収支 2026年3月(財務省)
【工業】石油輸出国機構(OPEC)月報
14日【経済】鉱工業生産指数 2026年2月確報(経済産業省)
【経済】中国貿易収支 2026年3月(税関総署)
【経済】米生産者物価指数 2026年3月(労働省)
【工業】米週間石油統計(API)
【工業】国際エネルギー機関(IEA)月報
15日【経済】機械受注 2026年2月(内閣府)
【経済】小売業販売額 2026年2月確報(経済産業省)
【工業】原油・石油製品供給統計週報(石油連盟)
【工業】石油製品給油所小売価格調査(資源エネルギー庁)
【経済】ユーロ圏鉱工業生産 2026年2月(EUROSTAT)
【経済】仏消費者物価指数 2026年3月確報(INSEE)
【経済】米住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】米輸出入物価指数 2026年3月(労働省)
【経済】米製造業景況指数 2026年4月(ニューヨーク連銀)
【経済】米地区連銀経済報告・ベージュブック(FRB)
【経済】米対米証券投資 2026年2月(財務省)
【工業】米週間石油統計(EIA)
16日【経済】対外及び対内証券売買契約等の状況 4月5日-4月11日(財務省)
【経済】中国国内総生産 2026年1-3月期(国家統計局)
【経済】中国住宅価格指数 2026年3月(国家統計局)
【経済】中国小売売上高 2026年3月(国家統計局)
【経済】中国鉱工業生産 2026年3月(国家統計局)
【経済】ユーロ圏消費者物価指数 2026年3月確報(EUROSTAT)
【経済】英貿易収支 2026年2月(国立統計局)
【経済】英鉱工業生産指数 2026年2月(国立統計局)
【経済】英製造業生産指数 2026年2月(国立統計局)
【経済】米新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】米製造業景況指数 2026年4月(フィラデルフィア連銀)
【経済】米鉱工業生産・設備稼働率 2026年3月(FRB)
【経済】米企業在庫 2026年2月(商務省)
17日【経済】ユーロ圏国際収支 2026年2月(ECB)
【経済】ユーロ圏貿易収支 2026年2月(EUROSTAT)
【経済】米住宅着工・許可件数 2026年2月(商務省)
【経済】米住宅着工・許可件数 2026年3月(商務省)
【経済】米景気先行指数 2026年3月(カンファレンスボード)
【商品】米建玉明細報告(CFTC)
【工業】全米石油堀削稼動数(米ベーカーフューズ)
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