貴金属は、概ね続伸して寄り付く見通し。金と銀は米国とイランの停戦協議の再開期 待を受けたドル建て現物相場の上昇を受けて買い優勢になると予想。プラチナ系貴金属 (PGM)はプラチナがニューヨーク高を受けて堅調となろう。1ドル=158円台後 半の円高が圧迫要因ながら堅調に推移か。15日のニューヨーク原油時間外取引が反発 して推移しているが、上げ幅を拡大なら貴金属市場では売り圧力が強まろう。 午前7時58現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は67.19ドル高の 4834.59ドル、銀が245セント高の7933セント、プラチナが13.12ド ル高の2098.12ドル、パラジウムは5.95ドル安の1579.50ドル。 午前7時58分現在のドル・円相場は1ドル=158.83/84円で、前営業日の 大引け時点から0.37円の円高。 先限の寄り付き目安は、金が2万5440円前後、銀は382.0円前後、プラチナ は1万0680円前後、パラジウムは7800円前後。 【金は米国とイランの交渉再開期待が買い支援要因に】 今月11日から12日にかけて行われたイランと米国の和平交渉は合意に至らなかっ た。その後、米国がイラン港湾の封鎖を発表したことで、中東不安及びホルムズ海峡封 鎖の長期化に対する懸念が強まっていたが、トランプ米大統領は14日に米国とイラン との間で和平交渉が近日中に再開される可能性を示した。和平交渉が改めて開始される ことは、前回の協議では合意に至らなかった箇所に関して検討が進められ、双方が解決 に向かって歩み寄る方法を模索している可能性を示唆していると見られる。 目先は米国もしくはイラン側から交渉再開の日程などの具体的な発表が待たれるな か、中東情勢の緊張緩和期待が引き続き金市場の強気材料になってくると見られる。 なお、停戦の期限は22日でありそれまでの間は交渉が続けられると見られる。ホル ムズ海峡の支配権やイランの核開発問題などでどのような歩み寄りが見られるかが注目 される。 JPX金先限は夜間取引で2万5470円まで上昇。日中取引はジリ高の可能性があ り、夜間取引の高値を試す可能性あり。ただ今月8日の高値2万5495円が抵抗線に なると予想。 銀はきのうの海外市場で、米イランの停戦協議の再開期待やドル安傾向から反発とな った。 【NYプラチナは米国とイランの交渉再開期待やドル安で買い優勢】 プラチナはきのうの海外市場では、米イランの和平交渉の再開期待やドル安が買い支 援要因となって続伸。トランプ米大統領がイランとの和平交渉が近日中に再開される可 能性を示唆し、中東情勢の緊張緩和期待が強まった。これを受けてドル売り傾向が強ま ったこともプラチナ価格を押し上げる一因になった。 JPXプラチナ先限は夜間取引で1万0700円まで上昇。3月19日以来の高値を つけた。日中取引はいったん上げ幅を縮小後に再上昇とみる。 ◆ 日本 ◆ 【経済】08:50 機械受注 2026年2月(内閣府) 【経済】13:30 小売業販売額 2026年2月確報(経済産業省) 【工業】12:00 原油・石油製品供給統計週報(石油連盟) 【工業】14:00 石油製品給油所小売価格調査(資源エネルギー庁) 【納会】--:-- とうもろこし 2026年5月限(大阪取引所) 【納会】--:-- 一般大豆 2026年4月限(大阪取引所) ◆ 中国 ◆ 【納会】--:-- 上海ゴム 2026年4月限(上海期貨交易所) ◆ アメリカ ◆ 【経済】20:00 住宅ローン申請指数(MBA) 【経済】21:30 輸出入物価指数 2026年3月(労働省) 【経済】21:30 製造業景況指数 2026年4月(ニューヨーク連銀) 【経済】4/16 03:00 地区連銀経済報告・ベージュブック(FRB) 【経済】4/16 05:00 対米証券投資 2026年2月(財務省) 【工業】23:30 週間石油統計(EIA) MINKABU PRESS
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