米国とイランが2週間の停戦で合意し、金相場の地合は引き締まりやすい。11日の 協議決裂で先行き不透明感は強いが、週内にも再協議が行われる見通しであり、ここか ら改めて本格的な軍事衝突に発展していく見通しにはない。米金利上昇・ドル高リスク の後退が、安値修正を促そう。イラン戦争が最終的な終結に至るのかは不透明感も残さ れているが、このまま原油相場が沈静化していくと、米金利低下・ドル安が確立し、金 相場は買われやすい。特に金上場投資信託(ETF)買いが再開されると、5000ド ル台へのレンジ切り上げが打診されやすくなる。ただし、まだホルムズ海峡の封鎖が解 消されるのかは、大きな不確実性を抱えている。イラン情勢の見通しは立っていない。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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