NY原油市況=小反発、報道眺めつつ模様眺めムードが強まる

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/05     92.02       93.30       86.96       91.29        + 0.01
  2026/06     88.80       90.45       84.70       88.13        - 0.06
  2026/07     85.54       86.88       82.23       85.21        + 0.30
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              933,386             2,067,813    ( - 452)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/05     375.32    +12.89
                            2026/06     356.26    + 9.00
         改質ガソリン       2026/05     306.92    + 2.97
                            2026/06     300.51    + 3.47
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の当限は小反発。期近2限月の前日比は0.06ドル安〜0.01
ドル高。その他の限月は0.30〜1.27ドル高。
 イラン戦争を巡って、トランプ米大統領が「戦争はまもなく終わると思う」と述べた
ほか、目先のイランとの再協議について言及していることが相場を圧迫した反面、イラ
ン外務省のバガエイ報道官が「米国との新たな協議、具体的な日程の設定ない」と発言
し、下値は限られた。同報道官は「核濃縮の水準や種類は交渉可能」とも発言し、ウラ
ン濃縮の一時停止を巡る報道を否定している。
 また、AP通信が米国とイランの一時停戦期間の延長について原則合意と報道した
が、米ホワイトハウスによると米国は停戦延長を公式に要求していない。タスニム通信
も、イランはまだ停戦期間の延長に合意していないと報道している。
 米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、戦略石油備蓄(SPR)を除く原
油と石油製品の在庫の合計水準が12億6594万4000バレルまで減少したことは
買い手掛かり。4週間移動平均で原油・石油製品の輸出量は日量1274万4000バ
レルまで拡大し、過去最高水準を更新。ただ、米製油所稼働率は89.6%まで低下。
ドライブシーズンに向けて原油需要が鈍化する兆候がある。
 時間外取引で5月限は86.96ドルまで下落したが、売りは続かず。その後は
93.30ドルまで強含んだが、買いも続かず。通常取引開始後は時間外取引の値幅内
で上下した。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は反発。米国内の需給が引き締まりつつあ
ることが買い手掛かり。
米EIA週間石油在庫統計(バレル・前週比)
原油 -91.3万(4億6380万)
ガソリン -632.8万(2億3294万)
留出油  -312.2万(1億1156万)
(クッシング地区)
原油 -172.7万(2976万)
*()は在庫総量
今日の材料
・パキスタンのムニール元帥がイランを訪問
・中東湾岸諸国は米財務省にイランの銀行口座を開示=ベッセント米財務長官
・米軍はイランでの地上作戦を引き続き検討=米ワシントン・ポスト
・米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計
・原油在庫は前週比610万バレル増
・ガソリン在庫は前週比62万6000バレル増
・留出油在庫は同340万バレル減
・オクラホマ州クッシングの原油在庫は前週比170万バレル減
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