[今日の視点]貴金属=反落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、反落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安を受けて売り優勢とな
ろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安を受けて軟調となろ
う。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は28.86ドル安
の4793.82ドル、銀が151セント安の7876セント、プラチナが47.36
ドル安の2090.97ドル、パラジウムは40.46ドル安の1553.32ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=159.06/08円で、前営業日の
大引け時点から0.27円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が2万5290円前後、銀は410.0円前後、プラチナ
は1万0570円前後、パラジウムは8000円前後。
【NY金は米イランの隔たりが圧迫】
 金はきのうの海外市場では、米イランの停戦協議で隔たりが指摘されたことを受けて
売り優勢となった。
 金は米イランの停戦協議の隔たりが圧迫要因になった。イラン政府の高官は、同国と
米国はパキスタンの仲介の下で合意に向けて一定の進展があったが、2週間の停戦期間
が半分以上経過した現在も、イランの核開発計画などを巡って大きな隔たりが残ってい
るとの認識を示した。イランの関係筋によれば、米国はイランの核濃縮作業を20年間
停止することを要求しているが、イランは3年から5年に制限することを望んでいる。
またペルシャ湾岸のアラブ諸国および欧州の一部指導者は、米国とイランの和平合意の
成立には約6カ月を要するとの認識を示しており、その期間をカバーする形で停戦を延
長すべきだと考えている。
 トランプ米大統領は、イスラエルとレバノンの指導者が10日間の停戦を開始するこ
とで合意したと発表した。米国とイランの次回協議が週末に行われる可能性があると述
べた。また来週期限を迎える停戦を延長する必要があるかどうかは確信が持てないとし
た。
 銀はきのうの海外市場で、ドル高や金軟調を受けて戻りを売られた。
【NYプラチナはドル高や金軟調が圧迫】
 プラチナはきのうの海外市場では、ドル高や金軟調を受けて戻りを売られた。
 プラチナはドル高や金軟調が圧迫要因になった。イラン政府の高官は、米国との停戦
協議で、核開発計画などを巡って大きな隔たりが残っているとの認識を示した。パキス
タン軍のムニール参謀長がテヘランを訪問していた。今後の協議の行方を確認したい。
<今日の予定>
・ユーロ圏貿易収支 2026年2月(EUROSTAT)
・建玉明細報告(CFTC)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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