<大豆> シカゴ大豆5月限は1160〜1180セントのレンジを中心にしての高下が続いて いる。 米産地では季節外れの低温や乾燥が伝えられているが、今春は異例の速さで大豆の作 付が進められており、初期段階で生育障害が発生しても再作付けする時間的な余裕があ ると見られる。 5月半ばに開催が予定されている米中首脳会談で米国の対中大豆輸出増加期待が下支 え要因だが、中国の大豆増産により今年度の大豆輸入量は減少する可能性も浮上してい る。 強弱材料が意識される状況に加え、中東情勢の見通し不透明感もあって模様眺めの雰 囲気が強まることが見込まれるだけに、もちあい継続が想定される。大口投機家は買い 越し状態を継続しているみられる。手じまい売りポイントは1150セント、今月8日 の下値1140.50セントとみる。 <コーン> シカゴコーン5月限は4月半ばにかけて軟化し、一時は440セントを割り込む場面 が見られていたが、その後は切り返して450セント台を回復している。 米産地では既に米国産コーンの作付が開始されており、前年、平年を上回るペースで 作付が進行している。ただ、今春は作付面積の縮小が予想されているうえ、米産地の一 部では乾燥状態も進行していることで生育不安も浮上している。 一方の需要面ではドル買い傾向が強まる局面でも輸出は好調を保っている。 天候相場期入りするなかで、需給引き締まりの可能性を含めた材料が意識される状況 だけに、450セントを下値支持線にしての高もみが続くことになりそうだ。 MINKABU PRESS
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