海外サマリー(27日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2026/ 6 4,693.7   -47.2  シカゴ大豆  2026/ 5 1,177.25  +13.50
NY銀     2026/ 7 7,502.5  -138.9  シカゴコーン 2026/ 5   460.75   +5.75
NYプラ    2026/ 7 1,997.6  - 32.8  NY原油   2026/ 6    96.37   +1.97
NYパラ    2026/ 61,486.40  -23.50  ドル・円               159.41   +0.01
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は159円台前半で下値堅く推移
 NY為替市場はドル安が優勢となり、ドル円も一時159円台前半に値を落とした。
イランが、米国が港湾封鎖を解除することを条件に、海峡再開に向けた暫定合意を受け
入れる姿勢を示したと報じられている。ただ、早期解決に懐疑的な見方は根強く、不透
明な状況に変化はない。ホルムズ海峡も事実上の閉鎖のまま。事態は依然として膠着す
る中、市場も以前ほどの敏感な反応は見せておらず、行方を見守っている状況。
 市場は今週の各国中銀の金融政策に関心を移行させているようだ。ドル円に関して
は、明日の日銀決定会合の結果発表と、29日のFOMCの結果発表が注目される。
 日銀は今回は据え置きがほぼ確実視。中東情勢の影響に対する不透明感が続く中、今
回は様子を見ると見られている。ただ、今回は展望レポートも公表されるが、インフレ
見通しの上方修正が予想されており、トーンは追加利上げの可能性に比重を傾けたまま
と考えられている。
 一方、FOMCの方もイラン情勢の影響を巡って据え置きが確実視されている。次期
FRB議長候補に指名されているウォーシュ氏が承認されれば、今回がパウエル議長に
とって最後のFOMCとなる。そのような中で今回は、利上げ、利下げどちらにもオー
プンの中立姿勢を維持するものとも見られている。
◎NY貴金属=軒並み下落、イランの新提案も戻りを売られる
 ニューヨーク金、銀は反落。
 金6月限は反落。時間外取引では、米イランの停戦協議が実施されなかったことを受
けて売り優勢となったが、イランの米国に対する新提案を受けて押し目を買われた。た
だ核協議の先送りが提案されたため、欧州時間に入ると、戻りを売られた。日中取引で
は、ドル安一服や米国のイランに対する要求は不変と伝えられたことを受けて売り優勢
となった。
 銀7月限はドル安一服や金の戻りを売られたことを受けて軟調となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続落、パラジウムは反落。
 プラチナ7月限は続落。時間外取引では、ドル高を受けて売り優勢で始まったのち、
イランの米国に対する新提案を受けて押し目を買われた。ただ核協議の先送りが提案さ
れたため、欧州時間に入ると、戻りを売られた。日中取引では、ドル安一服や金の戻り
を売られたことを受けて軟調となった。
 パラジウム6月限はドル安一服や他の貴金属の戻りを売られたことを受けて軟調とな
った。
◎LME=アルミ・銅が欧州株・貴金属安を嫌気し続落、ニッケルは続伸
 アルミ3カ月物は続落。3592.50ドルで小反発で取引を開始。その後はハイテ
ク関連株高を受けたアジア株の堅調が手掛かりとなって3629.50ドルの高値に浮
上し今月17日以来の高値をつけた。3625ドル前後で高下する高もみとなった後に
軟化に転じ、アジアの時間帯後半に3590ドル近くまで値を落とした。欧州の時間帯
を迎えるとやや持ち直したが、欧州株の軟調な動きが手掛かりとなって値を落とし、一
時、3565ドルまで下落。アルミ合金の高値更新が下支えとなり、下げ幅を縮小し、
小幅安で終えた。
 銅3カ月物は続落。1万3278ドルで続落して取引を開始。ハイテク関連株を中心
にアジア株が堅調となったことに追随する買いが見られて1万3373ドルの高値まで
浮上。23日の高値1万3481.50ドルが抵抗線となり、高値を離れた後、1万
3300ドルを支持線として高下となったが、中東情勢の不透明感から欧州株が続落と
なったことや、貴金属安を嫌気し、売り優勢に転じ、欧州の時間帯に1万3300ドル
を割り込んだ。手じまい売り先行もようとなり、1万3193ドルまで下落し、今月2
1日以来の安値をつけた。終盤に下値を切り上げ、1万3200ドル台に戻したが軟調
に引けた。
◎NY原油=反発、米国とイランの協議は停滞
 ニューヨーク原油の期近は反発。
 ホルムズ海峡の解放や停戦を巡り、米国とイランの協議が停滞していることが相場を
押し上げた。先週末から週明けにかけてイランのアラグチ外相はパキスタンやオマー
ン、ロシアを次々と訪れたものの、米国との直接協議を拒否している。ただ、パキスタ
ンを訪問した際に米国への提案が託され、トランプ米政権はこの内容を検討中と伝わっ
ている。
 米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、イランはホルムズ海峡へ
の攻撃を停止する代わりに、完全な停戦やイランに対する海洋封鎖停止を提案している
という。また、米アクシオスは、イランは米国に対し、戦争終結と戦争を再び引き起こ
さない保証を条件にホルムズ海峡再開を提案し、核開発協議は後回しとするよう要求し
ていると報道した。
◎シカゴ大豆・コーン=2品とも上昇、肥料需給引き締まり懸念や小麦高などで
 大豆は期近から続伸。
 前週末に続きアルゼンチンでの穀物輸出滞留に加え、ホルムズ海峡の封鎖が続くな
か、肥料の需給引き締まりが懸念されて買い優勢となった。また、米産地では例年を上
回るペースで作付が進められているが、コーンベルト東部での雨量過多が生育に悪影響
を与えるとの懸念も買いを促す要因になった。
 コーンは軒並み上伸。
 米農務省(USDA)発表の週間輸出検証高が前週を下回りながらも160万トン台
と好調を維持していることに加え、米産地の一部で乾燥状態が続いていることで作柄悪
化が警戒されて小麦が堅調となったことで買い優勢で運ばれた。
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