[今日の視点]石油=売り買い交錯か、米国の態度を確認へ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 国内市場は売り買い交錯か。中心限月の2026年9月限で300円安〜300円高
程度を想定する。トランプ米大統領はイランから提案を受け取ったが、その後の反応は
見られず、発表あるいは報道を待つ場面となりそうだ。円相場は1ドル=159円前半
で推移しており、前日水準とほぼ変わらず。

 イランはホルムズ海峡の解放と引き換えに、イランの港に対する海洋封鎖の解除や停
戦、戦争を再び引き起こさないことの保証を求めており、協議の中心だった核開発の先
送りを主張しているようだ。イラン戦争が始まり、協議しなければならないことが増え
たことが対話の停滞につながっているが、焦点を絞ることで協議を円滑に進めようとす
る意思がうかがえる。停戦とホルムズ海峡の封鎖解除は中東の湾岸諸国だけでなく、世
界が願っており、米国がイランの要求を拒絶するならトランプ米大統領に対する批判が
さらに強まりそうだ。
 米国がイランの提案を受け取ってからそれなりの時間が経過しているが、未だに反応
がない。レビット米報道官は、イランの提案について「協議しているが、検討していな
い」と慎重に言葉を選んでおり、米国の次の動きは想像しづらいものの、米国がイスラ
エルさえ納得させられるなら、この提案に基づいて協議が始まる可能性がある。とりあ
えずトランプ米大統領の発表を待ちたい。ニューヨーク時間で日付が変わる前に米国の
態度は確認できるのだろうか。
 時間外取引でニューヨーク原油6月限は前日比0.11ドル高の96.48ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは96.30〜96.78ドル。
<今日の予定>
◆ 日本 ◆
【経済】08:30 労働力調査(失業率) 2026年3月(総務省)
【経済】08:30 一般職業紹介状況(有効求人倍率) 2026年3月(厚生労働省)
【経済】09:30 貿易収支 2026年3月確報(財務省)
【経済】15:30 総裁記者会見(日本銀行)
【経済】--:-- 金融市場調節方針公表(日本銀行)
【経済】--:-- 金融政策決定会合(日本銀行)
◆ 香港 ◆
【経済】17:30 貿易収支 2026年3月(香港統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】22:00 住宅価格指数 2026年2月(連邦住宅金融局)
【経済】22:00 ケース・シラー住宅価格指数 2026年2月(S&P)
【経済】23:00 消費者信頼感指数 2026年4月(カンファレンスボード)
【経済】--:-- 連邦公開市場委員会(FRB)
【工業】4/29 05:30 週間石油統計(API)
【納会】--:-- 金 2026年4月限(COMEX)
【納会】--:-- 銀 2026年4月限(COMEX)
【納会】--:-- 銅 2026年4月限(COMEX)
【納会】--:-- プラチナ 2026年4月限(NYMEX)
【納会】--:-- パラジウム 2026年4月限(NYMEX)
【納会】--:-- 天然ガス 2026年5月限(NYMEX)
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