前週は、4500ドル水準で下値を支えられ、4700ドル台前半まで切り返す展開 になった。引き続きイラン情勢が注目されているが、やや和平合意への期待を織り込む 動きが優勢だった。米国とイランの軍事衝突も報告されているが、トランプ米大統領は 停戦合意が維持されているとの認識を崩していない。一方、和平合意に向けた覚書を策 定し、イランに対して受け入れを迫っている。イランの対応が分からないことで本格的 な上昇は見送られたが、売りポジションの整理を進める動きが優勢だった。 今週は、慎重に安値修正を打診する展開になろう。イラン情勢次第だが、米国とイラ ンが和平合意に向かっているとの見方が維持されると、押し目買い優勢の展開になる。 特に和平協議開催の予定が立つと、買い安心感が強まりやすくなる。ただし、まだイラ ン情勢の先行き不透明感は極めて強く、原油相場が急伸するような動きを見せると、再 び下値模索の展開になる。4月米消費者物価指数などにも注意が必要。 予想レンジは、4500〜4900ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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