●週間見通し穀物、原油安だと上値重い=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 前週は調整売り優勢の展開になった。原油高の支援もあって上値を切り上げる展開が
続いていたが、その原油相場が急反落したことで、穀物相場も調整売り優勢の展開にな
った。産地降雨で作付けの遅れに対する警戒感を織り込む場面も見られたが、作付け進
捗率の数値に大きな問題はなく、天候リスクの織り込みは進まなかった。トウモロコシ
は輸出が堅調だが、概ね最近の水準を持している。大豆は米中首脳会談への期待感もあ
るが、もっぱら原油相場と連動した調整売りが優勢だった。
 今週は原油相場の動向次第でさらに調整売りが膨らむリスクを残す。米国とイランの
和平協議が進展して原油相場が軟化した場合には、トウモロコシ相場は450セント台ま
で下押しされる可能性がある。ただし、トウモロコシの輸出環境は良好であり、原油相
場の値動きが鈍化すると、押し目買いが入りやすい。大豆も原油相場と連動した展開が
続きやすいが、5月14〜15日にトランプ米大統領の訪中が予定されている。大豆貿
易に関して大きな動きがみられると、大豆相場に買いが膨らむ可能性がある。12日に
米農務省(USDA)需給報告が発表されることがイベントリスクになる。
 予想レンジはトウモロコシが455〜485セント、大豆が1160〜1230セン
ト。
(マーケットエッジ・小菅 努)

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。