NY原油市況=続伸、イラン戦争の終結期待は後退

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/06     98.19       100.37       96.13       98.07        + 2.65
  2026/07     94.53       96.31       92.84       94.74        + 2.95
  2026/08     90.23       92.36       88.77       90.98        + 2.83
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              859,536             2,042,962    ( - 11,280)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/06     396.86    + 6.95
                            2026/07     377.89    + 7.83
         改質ガソリン       2026/06     359.98    + 7.31
                            2026/07     343.75    + 7.80
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は続伸。期近2限月の前日比は2.65〜2.95ドル高。
その他の限月は1.80〜2.83ドル高。
 戦闘終結に向けた米国の提案を受け取ったイランは対案を提示したものの、トランプ
米大統領はこの対案を拒絶し、一時的に高まった停戦期待が後退した。イランは戦後賠
償やホルムズ海峡の管理を主張しているほか、濃縮ウランの国外搬出を拒んでおり、米
国とイランの溝は依然として大きいとみられている。
 13日からトランプ米大統領が中国を訪問し、習近平主席と会談する予定となってい
るなか、イラン戦争を巡る協議に大きな動きはないと想定されていることは支援要因。
ホルムズ海峡の封鎖が続き、世界の石油在庫は減少を続けているため、来月には在庫減
少にともなって供給システム全体に負荷が強まり始める可能性が意識されている。
 イランのガリバフ国会議長は「14項目の提案に示されたイラン国民の権利を受け入
れる以外に代替案はない」、「他のどんなアプローチも完全に無益なものとなる、一つ
の失敗の後にまた失敗が続くだけ」、「彼らが先延ばしにすればするほど、米国の納税
者がその代償を多く払うことになる」と述べた。
 時間外取引で6月限は100.37ドルまで上昇した後に上げ幅を縮小。通常取引序
盤にかけて96.13ドルまで押し戻された。ただ、その後は再び強含んだ。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は続伸。原油相場に連動した。
今日の材料
・イランは高濃縮ウランを3.7%及び20%まで希釈する用意=アル・ジャジーラ
・先月UAEはイランのラバン島の石油施設を秘密裏に攻撃=米WSJ
・米国はイラン軍用機を保護したとしてパキスタンを非難=米CBS
・ただ、この報道をパキスタンは否定
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