[本日の見通し]石油=上昇、SPRの大幅な取り崩しが続く

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2026年10月限は上昇。ただ、上げ幅をやや削ってい
る。
 米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計で、戦略石油備蓄(SRP)は
前週比860万バレル減となった。放出が本格化するなかで、大幅な取り崩しが続いて
いる。API統計で民間の原油在庫は前週比218万8000バレル減となっており、
原油在庫は前週比で官民合計1000万バレル超取り崩された格好。
 SPRの放出のおかげで民間在庫の取り崩しは限定されているうえ、SPRからの引
き出しはまだ可能で、現物市場のタイト感は後退していると思われる。ただ、ホルムズ
海峡の封鎖が解除されなければ、根本的な供給不足の解消にはつながらない。SPRの
減少に恐怖する段階にはまだないとしても、現物のタイト感が後退していることに安堵
する局面ではないと思われる。
 時間外取引でニューヨーク原油6月限は前日比0.36ドル安の101.82ドルで
推移。本日これまでのレンジは101.64〜102.27ドル。
 原油10月限の予想レンジは8万7500円から8万8500円、ガソリン先限は
9万0000円から11万0000円、灯油先限は10万0000円から11万
0000円。
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