大阪6月限ナイトセッション 日経225先物 63100 +380 (+0.60%) TOPIX先物 3909.0 +26.0 (+0.66%) シカゴ日経平均先物 63045 +325 (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比) 14日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。NYダウは2月11日以来の5万ドルを回復し、S&P500指数、ナスダック指数は最高値を更新した。4月の米小売売上高は前月比0.5%増と市場予想と一致。米新規失業保険申請件数は21万1000件と市場予想(20万5000件)を上回ったが、相場への影響は限定的だった。13日夕に予想を上回る決算を発表したシスコシステムズの上昇率が13%を超えたほか、米政府が約10社の中国企業に対しAI向け半導体「H200」の購入を許可したとの報道を受けてエヌビディア が買われ、指数を押し上げる形になった。 NYダウ構成銘柄ではシスコシステムズ、エヌビディアのほか、キャタピラー 、IBM 、ゴールドマン・サックス・グループ 、トラベラーズ が買われた。半面、ボーイング 、スリーエム 、アマゾン・ドット・コム 、ナイキ 、ユナイテッドヘルス・グループ が軟調。 シカゴ日経平均先物(6月限)の清算値は、大阪比325円高の6万3045円だった。14日取引終了後の日経225先物(6月限)のナイトセッションは、日中比40円安の6万2680円で始まった。直後につけた6万2550円を安値に持ち直し、その後は6万2690円~6万3050円辺りでの保ち合いを継続。終盤にかけてレンジを上抜けて6万3130円まで買われ、6万3100円でナイトセッションの取引を終えた。 日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買いが先行することになろう。米国ではナスダックに上場したAI半導体のセレブラス・システムズ の初値が公開価格を89%上回るなど、半導体やAI関連株に対する関心の高さがうかがえた。また、米国と中国がAI分野での提携を拡大させるとの期待により、半導体関連のほかソフトウエア株の一角も買われたことで、東京市場においても引き続き半導体やAI関連株に資金が向かいやすい。 ただ、前日にストップ安まで急落したフジクラ<5803>[東証P]や利益確定の売りが膨らんだキオクシアホールディングス<285A>[東証P]などの落ち着きを見極めたいところではある。さらに、買い一巡後に軟化したソフトバンクグループ<9984>[東証P]が不安定な値動きをみせてくると、先物市場においては短期的なショートを誘う可能性はあるだろう。 日経225先物は足元で6万3000円を挟んでの保ち合いを継続しているが、ボリンジャーバンドの+1σ(6万2120円)と+2σ(6万4620円)とのレンジを継続するなかで、+2σとのカイ離が広がっているため、+1σ水準を試す動きが意識されそうである。そのため、オプション権利行使価格の6万2000円から6万3500円辺りでのレンジを想定。もっとも、+1σが支持線として機能するとみられ、同バンドに接近する局面では押し目狙いのロング対応に向かわせそうだ。 14日の米VIX指数は17.26(13日は17.87)に低下した。一時18.08まで切り上がる場面もみられたが、25日移動平均線(18.11)、200日線(18.36)を下回って終えている。下向きで推移している25日線が抵抗線として機能してきたことで、リスク選好に向かわせやすいだろう。 昨日のNT倍率は先物中心限月で16.15倍(13日は16.16倍)に低下した。前日までの下げでボリンジャーバンドの+1σ(16.20倍)を割り込んだこともあり、朝方は16.32倍まで上昇するなど、指数インパクトの大きい半導体やAI関連株が牽引する形でリバランスの動きとなった。その後は+1σ水準での攻防をみせていたが、調整一巡が意識される一方で、同バンドが抵抗として意識されてくるようだと、NTショートに振れる可能性はありそうだ。 株探ニュース
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