[今日の視点]貴金属=軒並み下落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、軒並み下落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安を受けて売り優
勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安を受けて軟調と
なろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は35.62ドル安
の4659.21ドル、銀が351セント安の8362セント、プラチナが67.10
ドル安の2059.30ドル、パラジウムは55.88ドル安の1438.12ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=158.37/39円で、前営業日の
大引け時点から0.51円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が2万4530円前後、銀は406.0円前後、プラチナ
は1万0370円前後、パラジウムは7500円前後。
【NY金はドル高が圧迫】
 金はきのうの海外市場では、ドル高を受けて売り優勢となった。
 金はドル高が圧迫要因になった。米新規失業保険申請件数は前週から1万2000件
増加し21万1000件となった。市場予想は20万5000件だった。4月の米小売
売上高は前月比0.5%増加と市場予想と一致した。米カンザスシティー地区連銀のシ
ュミッド総裁は、数々の困難に対し「驚くべき耐性」を示してきた米国経済にとって、
インフレは最大の脅威だと述べた。
 アラブ首長国連邦(UAE)沖でインド貨物船の沈没と別の船舶の拿捕のニュースが
伝わり、原油高に振れた。一方、イラン革命防衛隊は13日の夜以降に30隻の船舶が
ホルムズ海峡を通過したと発表した。

 銀はきのうの海外市場で、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。
【NYプラチナはドル高や金軟調が圧迫】
 プラチナはきのうの海外市場では、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。
 プラチナはドル高や金軟調が圧迫要因になった。堅調な米経済指標を受けて米連邦準
備理事会(FRB)の利下げ観測が後退した。一方、中国の習国家主席は、トランプ米
大統領との首脳会談を踏まえ、両国関係の「新たな位置付け」を歓迎し、節度ある競争
を伴う協力関係を目指す考えを示した。また台湾問題への対応で「対応を誤れば、両国
は衝突し、さらには紛争に陥る恐れがあり、米中関係全体を極めて危険な状況に追い込
みかねない」と警告した。
<今日の予定>
・企業物価指数 2026年4月(日本銀行)
・米製造業景況指数 2026年5月(ニューヨーク連銀)
・米鉱工業生産・設備稼働率 2026年4月(FRB)
・建玉明細報告(CFTC)
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