日中取引開始後、原油の2026年10月限は堅調。夜間取引では下振れする場面が あったが、その後は戻り歩調が継続している。 円相場が1ドル=158円半ばまで戻していることが国内石油市場を支えている。先 月末から日本政府は円買い・ドル売り介入を開始しており、円安の抑制に努めているよ うだが、4月30日以降の介入規模は限られているようで、じりじりと円安方向に振れ ている。 原油高を背景とした財政・貿易赤字の拡大見通しが円売りを後押ししており、原油高 が沈静化しなければ日本政府は円買い・ドル売り介入を続ける必要があるが、ホルムズ 海峡の行方は依然として不明である。円債市場で長期債利回りは2.67%付近まで上 昇し、1997年以来の高水準を更新するなど、財政悪化懸念は強く、あてもなく介入 を続けるのは難しくなってきそうだ。円相場において、日本政府が市場参加者に試され るようになってくると、さらに難しい局面となるだろう。 時間外取引でニューヨーク原油6月限は前日比0.65ドル高の101.82ドルで 推移。本日これまでのレンジは101.48〜102.07ドル。 原油10月限の予想レンジは8万6500円から8万7500円、ガソリン先限は9 万0000円から11万0000円、灯油先限は10万0000円から11万0000 円。 MINKABU PRESS
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