【↓】日経平均 大引け| 続落、AI・半導体関連を中心に利益確定売り (5月15日)

配信元:株探
著者:Kabutan
日経平均株価
始値  62878.71
高値  63235.77
安値  60937.30
大引け 61409.29(前日比 -1244.76 、 -1.99% )

売買高  31億9589万株 (東証プライム概算)
売買代金 11兆4254億円 (東証プライム概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は1244円安と大幅続落、一時6万1000円台を割る
 2.10年債の利回りは一時2.7%と29年ぶりの高水準に上昇する
 3.前日決算を発表したフジクラが続落し、キオクシアに利益確定売り
 4.古河電や住友電が安く、三井金属やJX金属、日東紡が売られる
 5.三菱UFJやトヨタ、ファナックが高く、ソニーGや任天堂も堅調

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前日比370ドル高と反発した。個別材料の出たシスコ・システムズやエヌビディアが買われ指数を押し上げた。

 東京市場では、日経平均株価は大幅続落。相場を牽引してきたAI・半導体関連株を中心に利益確定売りが膨らんだ。

 前日の米株式市場は、半導体などハイテク株が堅調でNYダウが反発し、ナスダック指数は最高値を更新した。米国株が上昇した流れを受け、東京株式市場も値を上げて始まり、日経平均は一時580円あまり上昇した。しかし、朝方の買い一巡後は売りに押される展開となった。前日の取引時間中に決算を発表したフジクラ<5803>は、今期の最終減益予想が嫌気され引き続き売りを浴びたほか、本日の引け後に決算発表を予定しているキオクシアホールディングス<285A>にも利益確定売りが膨らんだ。国債市場で、10年債の利回りが一時2.7%とおよそ29年ぶりの高水準をつけたことも警戒された。後場に入り下げは加速し、一時1700円を超す下落となり6万1000円を割り込む場面もあったが、大引けにかけては下げ渋った。

 個別銘柄では、アドバンテスト<6857>やディスコ<6146>、レーザーテック<6920>が安く、ソフトバンクグループ<9984>や古河電気工業<5801>、住友電気工業<5802>、三井金属<5706>、JX金属<5016>が安い。三菱重工業<7011>や村田製作所<6981>、日東紡績<3110>、SUMCO<3436>も売られた。大成建設<1801>やTOPPANホールディングス<7911>が大幅安となった。

 半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>やトヨタ自動車<7203>、ファナック<6954>が高く、ソニーグループ<6758>や任天堂<7974>、日立製作所<6501>が値を上げた。ファーストリテイリング<9983>が堅調でホンダ<7267>やSUBARU<7270>が買われた。ニトリホールディングス<9843>や第一ライフグループ<8750>も値を上げた。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファナック <6954>、KDDI <9433>、ファストリ <9983>、ソニーG <6758>、ホンダ <7267>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約132円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、フジクラ <5803>、キオクシア <285A>、東エレク <8035>、イビデン <4062>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約925円。うち544円はアドテスト1銘柄によるもの。

 東証33業種のうち上昇は15業種。上昇率の上位5業種は(1)石油・石炭、(2)保険業、(3)輸送用機器、(4)陸運業、(5)サービス業。一方、下落率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)化学、(3)ガラス・土石、(4)金属製品、(5)機械。

■個別材料株

△情報戦略テク <155A> [東証G]
 1-3月期経常益4.4倍。
△ダイニック <3551> [東証S]
 今期経常は18%増で3期連続最高益、前期配当を11円増額・今期も46円継続へ。
△南海化学 <4040> [東証S]
 27年3月期営業益予想35%増で5円増配へ。
△FIG <4392> [東証P]
 1-3月営業益は55%増。
△ウネリー <5034> [東証G]
 第3四半期累計営業益は39%増。
△メタルアート <5644> [東証S]
 スパークス系によるTOB価格にサヤ寄せ。
△エイチワン <5989> [東証P]
 今期最終は微増で3期連続最高益、6円増配へ。
△ウシオ電 <6925> [東証P]
 2期連続営業増益へ。
△ホトニクス <6965> [東証P]
 26年9月期業績予想を上方修正。
△名村造 <7014> [東証S]
 27年3月期増収増益・増配へ。

▼コージンB <177A> [東証G]
 前期経常が下振れ着地・今期は57%減益へ。
▼児玉化 <4222> [東証S]
 27年3月期最終利益94%減へ。

 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ホトニクス <6965>、(2)デクセリ <4980>、(3)エイチワン <5989>、(4)ウシオ電 <6925>、(5)FIG <4392>、(6)日本MDM <7600>、(7)タクマ <6013>、(8)DOWA <5714>、(9)明電舎 <6508>、(10)KLab <3656>。
 値下がり率上位10傑は(1)テスHD <5074>、(2)平田機工 <6258>、(3)群栄化 <4229>、(4)TOPPAN <7911>、(5)ラサ工 <4022>、(6)SREHD <2980>、(7)Dガレージ <4819>、(8)EMシステム <4820>、(9)SMC <6273>、(10)新電元 <6844>。

【大引け】

 日経平均は前日比1244.76円(1.99%)安の6万1409.29円。TOPIXは前日比15.30(0.39%)安の3863.97。出来高は概算で31億9589万株。東証プライムの値上がり銘柄数は857、値下がり銘柄数は674となった。東証グロース250指数は795.84ポイント(7.68ポイント安)。

[2026年5月15日]


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