●週間見通し原油、イラン情勢で揺れ動く=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 前週は100ドル台中盤まで切り返す展開になった。米国の和平合意に向けた「覚
書」にイランが回答したが、トランプ米大統領が不満を表明している。和平合意の実現
見通し立たず、ホルムズ海峡の封鎖がさらに長期化するリスクが織り込まれた。イラン
が一部船舶の通航を許可しているとの報道もあるが、現物需給のひっ迫化が警戒される
地合になり、押し目買い優勢の展開になった。需要不安も高まっているが、供給不安の
織り込みが優先された。
 今週は高値波乱の展開になろう。イラン情勢次第で上下双方の値動きを想定しておく
必要がある。和平合意への期待感が後退した状態が続くと、押し目買い優勢の展開も続
きやすい。110ドル台乗せの可能性もある。ただし、米国とイランが改めて和平合意
に向けた調整を進めれば、逆に100ドル割れのリスクが高まる。基調としては、ホル
ムズ海峡の流通が回復に向かう流れと連動して、徐々に値位置を切り下げる展開になる
見通し。ただし、1週間といった時間だと、まだ上振れリスクを残すことになる。イラ
ン情勢の動向に柔軟に対応したい。
 予想レンジは95〜115ドル。
(マーケットエッジ・小菅 努)



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