前週は4800ドル水準に上値を抑えられ、4500ドル台中盤まで下落した。米国 とイランの和平協議が進まず、改めて原油高が進行したことが嫌気された。原油高がイ ンフレ懸念を高め、それが米金利上昇・ドル高を促したことが嫌気された。4月米消費 者物価指数でインフレ懸念が高まったこともネガティブ。調整売りを進める動きが目立 った。米中首脳会談は、金相場に対する影響は限定的だった。 今週も調整安のリスクを残す。イラン情勢の先行き不透明感が維持され、原油相場が 一段高を打診した際には、調整売りが膨らみやすくなる。原油高でインフレ懸念が高ま れば、米金利上昇・ドル高の上値圧迫を想定しておく必要がある。ただし、改めて米国 とイランの和平に対する期待感が高まれば、原油安から米金利低下・ドル安が促され た、4800ドルに再トライする展開になろう。原油相場との逆相関関係が基本の相場 環境が続く見通し。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨がイベントリスクにな る。 予想レンジは、4400〜4700ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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