日中取引開始後、原油の2026年10月限は堅調。8万9950円まで上昇し、夜 間取引の高値を上回った。 イランのファルス通信によると、米国はイランに交渉継続のための5つの条件を提示 した。イラン攻撃で発生した損害に対する補償はしないこと、イランが米国に400キ ロの濃縮ウランを引き渡すこと、イラン国内で稼働する核施設を1カ所に限定するこ と、凍結されているイラン資産を最大25%解放すること、レバノンを含むすべての戦 線での停戦については交渉の一環として解決することを米国は条件として提示したもよ う。 一方、イランは戦闘終結に向けた条件として、中東全域でのあらゆる戦線での戦争終 結、イランに対する米国の制裁の解除、凍結された全イラン資金の解放、戦争被害に対 する補償、ホルムズ海峡に対するイランの主権の承認を挙げており、依然としてほとん ど噛み合っていない。イランを威嚇するトランプ米大統領が軍事作戦を再開しても成果 が得られるとは思えないが、双方が妥協していないことから、対話が前進する兆候は今 のところ限られている。 時間外取引でニューヨーク原油7月限は前日比1.23ドル高の102.25ドルで 推移。本日これまでのレンジは101.57〜103.09ドル。 原油10月限の予想レンジは8万8500円から8万9500円、ガソリン先限は 9万0000円から11万0000円、灯油先限は10万0000円から11万 0000円。 MINKABU PRESS
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