シカゴコーン市況=軒並み軟調、米産地の順調な生育と好天見通しが重石

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2026/07    475.75      477.00      462.75      465.75      - 9.50
   2026/09    481.75      483.00      469.50      472.50      - 9.00
   2026/12    498.25      499.50      485.75      489.25      - 8.50
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       454,274       455,463       1,883,612 (-  6,857)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米エネルギー省発表の週間エタノール統計(5月15日までの週)
 生産量:日量111万    バレル(前週比2万8000バレル増)
 在 庫: 2487万5000バレル(前週比  5000バレル増)
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*米気象庁発表の6−10日予報(5月26日〜5月30日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
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 コーンは軒並み軟調。終値の前営業日比は9.50〜2.50セント安。中心限月の
7月限は9.50セント安の465.75セント。
 米産地で降雨となっていることを受けて順調な生育が見込まれることが弱材料となり
売り優勢となった。また、トランプ米大統領がイランとの和平協議は最終段階、と発表
したことで原油価格が急落したことも売りを呼ぶ要因になった。
 7月限は475.75セントで取引を開始。直後に477セントの高値を付けた後に
値を落とし、欧州の時間帯を終えるまで470セント台前半でもちあった。米国の時間
帯を迎えると急速に軟化に転じて460セント台前半まで軟化。462.75セントの
安値を付けた後は466セントを上値抵抗線とする低迷となり、この日の安値圏で取引
を終えた。
 米エネルギー省が発表した5月15日までの週におけるエタノール生産量は、前週よ
り2万8000バレル増加した111万バレルだった。同日時点の在庫は前週より
5000バレル増加した2487万5000バレルだった。
*米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは、オハイオバレーで散発的な降雨または雷雨が発生。その他の地域
では気温が低下するなか降雨は発生していない。ネブラスカ州北東部からウィスコンシ
ン州北部にかけてを含む中西部北部では氷点下まで気温が低下。
 今週は寒冷前線の影響で米中部および東部で雨がちな天気が続くほか、ロッキー山脈
北部および中部およびその周辺地域では降雪の可能性がある。米国中部および東部での
今後5日間の雨量は50〜150ミリに達する見通しとなっている。
 6〜10日間予報に関しては5月25〜29日にかけて全国的に気温および雨量は
共に平年並〜平年を上回るだろう。

 シカゴ小麦は下落。米産地での降雨予想を受け干ばつに対する警戒感が和らいだこと
が弱材料となった。また他農産物の軟調も重石。米産地での生育不安から大きく値を
切り上げた後で利益確定の動きが膨らんだこともあり、下げ幅は大きくなった。
 中心限月の7月限は前日比6.75セント安の660.50セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間発表の天気概況及び予報を要約)。
 プレーンズではダコタ州で降霜および凍結注意報が発令されており、ネブラスカ州北
部でも同様に気温が低下。氷点下まで気温が低下することで、冬小麦および発芽したば
かりの夏穀物への影響が懸念される。一方、プレーンズ南部では大西洋沿岸地域で熱波
が広がっており、冬小麦の成熟が促されているが、同時に発芽したばかりの夏穀物に
ストレスを与えている。
今日の材料
・コーンベルトではオハイオバレーで散発的な降雨または雷雨が発生。
・米国中部および東部での今後5日間の雨量は50〜150ミリに達する見通し。
・プレーンズ南部では大西洋沿岸地域で熱波が広がる。
・5月15日までの週におけるエタノール生産量は、前週より2万8000バレル増加
 した111万バレル。

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