今晩の海外原油は反発か。米国がイランに対して新たな提案を実施し、トランプ米大 統領がイランとの協議が最終段階にあると述べたことから合意期待が再び高まっている が、両国の停戦停戦期間に突入した後、こういった期待は繰り返し裏切られている。イ ランの現地報道以外はほとんど当てにならず、トランプ米大統領の発言については真に 受けてはならない。言葉巧みに原油相場を圧迫し、米国債利回りの上昇を抑制すること が目的であり、協議が進展している可能性は低い。 イランのファルス通信によると、先週末の時点で米国はイランに対して、イラン領土 への攻撃で生じた損害を補償しないこと、イランから米国へ400キログラムの濃縮ウ ランを輸送すること、イラン国内で稼働する核施設を1カ所のみに限定すること、凍結 されたイラン資産の最大25%だけ解放すること、レバノンを含む全戦線での停戦を今 後の交渉の一環とすることを提示しており、イランの要求とは依然として隔たりが大き い。米国が態度を急変させて大幅に譲歩し、イランの主張にすり寄るなら本格的な協議 が始まるかもしれないが、そのような兆候は見当たらない。 <今夜の予定> ◆ 香港 ◆ 【経済】17:30 消費者物価指数 2026年4月(香港統計局) ◆ ユーロ圏 ◆ 【経済】17:00 国際収支 2026年3月(ECB) 【経済】17:00 製造業購買担当者景況指数 2026年5月速報(Markit) 【経済】17:00 サービス業購買担当者景況指数 2026年5月速報(Markit) 【経済】17:00 購買担当者総合景況指数 2026年5月速報(Markit) ◆ アメリカ ◆ 【経済】21:30 住宅着工・許可件数 2026年4月(商務省) 【経済】21:30 新規失業保険申請件数(労働省) 【経済】21:30 製造業景況指数 2026年5月(フィラデルフィア連銀) 【経済】23:00 景気先行指数 2026年4月(カンファレンスボード) 【農産】21:30 週間穀物輸出成約高(USDA) MINKABU PRESS
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