海外サマリー(22日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2026/ 6 4,523.2  - 19.3  シカゴ大豆  2026/ 7 1,196.50  + 2.25
NY銀     2026/ 7 7,619.9  - 53.3  シカゴコーン 2026/ 7   463.25  + 1.00
NYプラ    2026/ 7 1,939.7  - 25.1  NY原油   2026/ 7    96.60  + 0.25
NYパラ    2026/ 6 1,360.30 -25.60  ドル・円               159.16  + 0.18
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は159円台前半で堅調に推移
 NY為替市場、ドル円は159円台前半での推移が続いた。ウォラーFRB理事が
「利下げと同じくらい利上げの可能性もあることを明確に示すべき」との考えを示した
ことから、ドル高の反応も見られていた。ただ、欧米の3連休を控えていることもあ
り、全体的に様子見の雰囲気も広がり、小幅な値動きに留まっている。
 注目は引き続きイラン情勢だが、米国から提示された最新の提案について、イランか
らは双方の溝を部分的に埋める内容だと説明が出ていた。しかし、イラン最高指導者が
ウラン備蓄維持に言及したことや、ホルムズ海峡の通行料を巡る対立が打開への見通し
を不透明にしている。
 何らかの和平合意が成立すれば、一旦ドルには下押し圧力が働くと見られている。し
かし、イラン情勢はその後も流動的で、原油はしばらく高止まりするとも見られてい
る。そのため、インフレ期待は根強く、FRBのタカ派観測が強まるようであれば、ド
ルは再び上昇するとの見方も少なくない。
 ドル円は介入警戒感はあるものの、160円を視野に入れた展開は継続すると引き続
き見られているようだ。
 本日はホワイトハウスでウォーシュ氏のFRB議長就任の宣誓式が行われた。トラン
プ大統領がスピーチを行い「自分のやり方でやるべきだ」と述べていた。ウォーシュ新
議長は混乱する米経済と、金利に対して明確な期待を持つ大統領の双方に対応しなけれ
ばならない立場となる。
◎NY貴金属=反落、ウォラーFRB理事のタカ派発言が重し
 ニューヨーク金は、銀は反落。
 金6月限は反落。エネルギー高を背景に米インフレ見通しが強まっており、米利上げ
開始が意識されていることが金相場を圧迫した。年明けの米連邦公開市場委員会(FO
MC)で利下げを主張していたウォラー米連邦準備制度理事会(FRB)理事は、イン
フレ期待が揺らぎ始めた場合の利上げ支持をためらわないと述べた。声明文の緩和バイ
アスの文言を削除することを支持するとも語っている。
 銀7月限は反落。金相場に連動した。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナ、パラジウムは反落。
 プラチナ7月限は反落。ウォラーFRB理事の発言がタカ派寄りだったことが米利上
げ警戒感を高め、貴金属市場を圧迫した。エネルギー高でインフレ率が加速しているな
か、ウォラーFRB理事はインフレ期待が揺らぎ始めた場合の利上げ支持をためらわな
いと述べている。ただ、米メモリアル・デーを含んだ3連休を控えて、ドル高の動きは
目立たなかった。
 パラジウム6月限は反落。プラチナに連動した。
◎LME=全面高、米イ和平協議進展期待や米株高を受け買い優勢に
 アルミ3カ月物は小幅続伸。3632ドルで小幅反落で取引を開始。米国とイランの
和平協議進展期待が高まるなかアジア株が堅調となったことに追随する買いが見られ、
一時3671.50ドルの高値まで浮上。高値を離れた後も3642ドルが支持線とし
て意識された。欧州株式市場での半導体関連株や米国株の続伸が強気材料となる一方、
中東湾岸地域からの供給引き締まり懸念が緩和されたことで上値は抑制され、堅調地合
いは維持したものの上げ幅は限られた。
 銅3カ月物は大幅反発。1万3601.50ドルで反発して取引を開始。米国とイラ
ンの戦闘終結へ向けた交渉が進展するとの期待感からアジア株が堅調となったことで地
合いを引き締め、アジアの時間帯終盤には1万3689.50ドルの高値に達した。高
値を離れた後は1万3600ドルを割り込むと買い戻される底堅い動きとなった。欧州
の時間帯も半導体関連株の堅調が買い支援要因となったうえ、米国の時間帯もニューヨ
ークダウの続伸が強気材料視されたことで引けにかけて値位置を切り上げ、3ケタの上
げ幅を維持し、この日の高値圏で引けを迎えた。
◎NY原油=小反発、米国とイランの協議行き詰まりを警戒
 ニューヨーク原油の期近は小反発。
 米国とイランの協議が前進しているとの報道はあるものの、懐疑的な見方が根強いこ
とが相場を支えた。今週、トランプ米大統領はイランとの協議が最終段階にあると発言
し、米国の新たな提案に対するイランの反応を待つ局面となっているものの、ホルムズ
海峡の支配や核開発問題について米国とイランの主張の隔たりは大きいとみられてい
る。米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、仲介国は交渉が失敗し
た場合の米国やイスラエルによるイラン再攻撃を警戒しており、目先の目標としては合
意をまとめることではなく、再衝突を回避するための一時的な枠組みの形成に取り組ん
でいるという。
 一方、スカイニュース・アラビアによると、テヘランでの交渉は核問題に関する大枠
の合意に達し、段階的な濃縮ウランの引き渡しと制裁解除を連動させる方向で調整が進
んでいる。ただ、ホルムズ海峡の支配については依然として協議中であるという。
◎シカゴ大豆・コーン=大豆・コーンは総じて反発、共に大口成約を受け小幅高
 大豆は総じて反発。

 米農務省(USDA)が大豆粕の大口成約を発表したことを受け、買い優勢となっ
た。ただ、対中輸出増期待を受けて一代の高値に近い水準まで浮上した後だけに上昇へ
の抵抗も見られ、小幅な上昇にとどまった。
 コーンは揃って反発。
 米農務省(USDA)が大口成約を発表したことを受けて買い優勢となった。また、
これまで下落した後でメモリアルデーの連休を迎えることで、買い戻す動きが広がった
ことも浮上の一因となった。
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