●週間見通し穀物、作付け順調で上値重い=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 前週は反発後に戻りを売られる不安定な地合になった。週前半は米中間で農産物貿易
の合意が発表されたことが好感され、押し目買い優勢の展開になった。何ら合意はなか
ったとの失望売りが膨らんでいたこともあり、その反動高になった。しかし、週後半は
原油安や産地好天に上値を抑えられ、戻りを売られる展開になった。産地気象環境は安
定しており、作付け作業が総じて順調に終わりつつあることが嫌気された。
 今週もやや上値の重い展開になりやすいが、大きく値を崩すことは回避される見通
し。前週に続いて原油安が続き、産地気象環境に大きな問題がみられない場合には、さ
らに調整売りが膨らむ可能性がある。5月の安値水準を意識した展開になろう。ただ
し、トウモロコシの450セント水準では値頃感が強いことに加えて、輸出環境は良好で
あり、大きく下げると押し目買いの妙味が高まりやすい。大豆相場は1100セント台
後半での取引に回帰する見通し。中国の大規模買い付け報告といった動きがみられる
か、原油相場の急伸がみられなければ、調整売りの上値圧迫が続きやすい。産地天候不
順と原油高が反発リスクになる。
 予想レンジは、トウモロコシが445〜480セント、大豆が1170〜1220セ
ント。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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