貴金属は、続伸して寄り付く見通し。金と銀はドル建て現物相場の上昇を受けて買い 優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがドル建て現物相場の上昇を受 けて堅調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は38.35ドル高 の4562.11ドル、銀が109セント高の7734セント、プラチナが6.07ド ル高の1959.30ドル、パラジウムは2.27ドル高の1374.17ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=158.87/89円で、前営業日の 大引け時点から0.22円の円高。 先限の寄り付き目安は、金が2万4010円前後、銀は395.0円前後、プラチナ は9880円前後、パラジウムは7000円前後。 【NY金は米利上げ観測が圧迫】 金は前週末の海外市場では、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測を受けて売り 優勢となった。 金は米連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測が圧迫要因になった。米連邦準備理事 会(FRB)のウォラー理事は、近い将来の利下げを検討するのは「正気の沙汰ではな い」と述べた。「利下げが将来的に利上げよりも可能性が高いわけではないことを明確 にするため、政策声明の『緩和バイアス』の文言を削除することを支持する」と述べ た。 週明けは米国とイランの和平合意に対する期待感が支援要因になった。トランプ米大 統領は、米国としてイランとの合意を「急ぐ」つもりはないと述べた。双方が「適切な 内容に仕上げる」ために時間をかける必要があるとの認識を示した。イランの準国営タ スニム通信は、同国が要求する資産凍結解除など、いくつかの重要項目で米国が妨害し ているとし、草案はまとまらない可能性があると伝えた。 銀は前週末の海外市場で、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測を受けて売り優 勢となった。週明けは米国とイランの和平合意に対する期待感が支援要因になった。 【NYプラチナは米利上げ観測が圧迫】 プラチナは前週末の海外市場では、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測を受け て売り優勢となった。 プラチナは米連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測が圧迫要因になったが、週明け は米国とイランの和平合意に対する期待感が支援要因になった。5月の米ミシガン大消 費者信頼感指数の確報値は44.8と、過去最低に落ち込んだ。1年後のインフレ期待 は4.8%、5年後のインフレ期待は3.9%と、それぞれ4月の4.7%、3.5% から上昇した。一方、トランプ米大統領は、米国としてイランとの合意を「急ぐ」つも りはないと述べた。米政権高官は、合意は24日に署名されないとの見通しを示した。 <今日の予定> ●香港、仏英スイス、米国休場 MINKABU PRESS
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