●論点解説金、まだ慎重な金相場=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 米国とイランの和平合意期待から原油相場が軟化し、米金利低下・ドル安が進行した
ことはポジティブだが、貴金属相場の値動きは鈍かった。金相場は最終的にマイナス圏
に沈んでいる。和平合意が成立するのか、合意が成立したとして維持できるのか、そし
てインフレ懸念を払拭できるのか、金市場に対する本格的な資金流入を促すためには、
幾つかのハードルが存在している。原油相場も急落後は下げ幅を縮小しており、まだ和
平合意の成立も確実ではないとみている向きが多いことが窺える。
 スイス金融大手UBSは年末の価格見通しを5900ドルから5500ドルまで引き
下げた。価格上昇見通しは維持されているが、金利とドルからの逆風が強まるリスクが
指摘され、足元の資金フローは安定していると報告されている。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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