海外サマリー(1日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2026/ 8 4,506.3  - 86.7  シカゴ大豆  2026/ 7 1,180.75  - 6.00
NY銀     2026/ 7 7,525.4  - 62.1  シカゴコーン 2026/ 7   444.00  - 2.75
NYプラ    2026/ 7 1,928.4  -  1.1  NY原油   2026/ 7    92.16  + 4.80
NYパラ    2026/ 9 1,360.50 - 0.50  ドル・円               159.67  + 0.40
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。金を8月限、パラジウムは9月限に変更。
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◎NY外為=ドル円は一時159.70円台まで上昇
 NY為替市場、ドル高が優勢となり、ドル円は一時159.75円付近まで上昇。イ
ランがイスラエルを巡る問題への抗議として、米国との意思伝達を停止すると報じられ
たことでドル高の反応が強まった。ただ、トランプ大統領は報道を否定し、ヒズボラと
停戦で合意したとも述べていた。
 ドル円については、全体的な雰囲気までは変わらず、160円をうかがう展開は継続
している一方、上値での介入警戒感も根強い。市場は今月の日米の金融政策会合を注
目。市場では日銀の追加利上げへの期待が高まっており、短期金融市場では80%程度
の確率で利上げが織り込まれている。ただ、日銀が利上げを実施すれば円安の流れが止
まるかと言えばそうでもなく、FRBのタカ派姿勢が強調されるようであれば、ドル高
がドル円を押し上げる。
 今回はウォーシュ議長初のFOMCになる。少なくとも年内利下げの可能性は大きく
後退しており、据え置きもしくは利上げの可能性が年内の選択肢として浮上している状
況。トランプ大統領指名のウォーシュ議長ということもあり、議長自体は早急な利上げ
には慎重と見られているが、果たしてどのような反応になるか注目される。
 なお、今回については据え置きが確実視されているが、FOMC委員の金利見通し
(ドット・プロット)や経済見通しも公表され、何らかのヒントが出るか注目される。
日銀決定会合は6月16日、翌17日(日本時間18日未明)にFOMCの結果が公表
される。
 また、今週金曜日には5月の米雇用統計が公表され、その前哨戦として注目される。
非農業部門雇用者数(NFP)の伸びは鈍化が予想されているものの、失業率は前回と
変わらずが見込まれている。投資家は労働市場の健全性やFRBの金融政策見通しを見
極める材料として注目しているが、市場では底堅い米労働市場を示すのではとの見方が
優勢なようだ。
◎NY貴金属=金が反落、米ISM製造業景気指数の上昇で
 ニューヨーク金は反落、銀は続落。
 金8月限は反落。時間外取引では、米国とイランの暫定合意の不透明感を受けて売り
優勢となった。欧州時間に入ると、下げ幅を拡大した。日中取引では、米ISM製造業
景気指数の上昇を受けて売り優勢となったが、売り一巡後は押し目を買われた。
 銀7月限はドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反落、パラジウムは反発。
 プラチナ7月限は反落。時間外取引では、株高を受けて買い優勢となった。欧州時間
に入ると、ドル高や金軟調を受けて上げ一服となったが、押し目は買われた。日中取引
では、米ISM製造業景気指数の上昇を受けて売り優勢となったが、押し目は買われ
た。
 パラジウム9月限は他の貴金属の軟調につれ安となったが、日中取引で押し目を買わ
れた。
◎LME=全面高、米国とイランの交渉停滞との見方から供給不安が強まる
アルミ3カ月物は続伸。3667ドルで小幅続伸して取引開始後、3666.50ド
ルの安値を付けた。その後、値位置を切り上げて3680ドル台で高下後、3707.
50ドルまで急浮上した。高値を離れた後は3700ドルを割り込んだが、米国の時間
帯を迎えると再浮上して3700ドル台を回復。米国とイランの停戦交渉が停滞してい
るとの懸念が強まると同時に中東湾岸諸国からの供給引き締まりが警戒されて終盤に再
び値位置を切り上げ、3734ドルの高値を記録し、50ドル近い上げ幅を維持して終
えた。
 銅3カ月物は大幅反発。1万3650ドルで反発して取引を開始。アジアの時間帯は
アジア株の頭重い動きが重石となり1万7310ドルを抵抗線にしてのもちあいとなっ
た後、欧州の時間帯に浮上し1万3885.50ドルに達した。その後、軟化しながら
も1万3720ドルが支持線として意識される底堅い動きとなった。米国とイランの交
渉停滞との見方が強まるなか、供給不安が高まったことで終盤には再び値位置を切り上
げ、200ドル近い上げ幅を維持し、引けを迎えた。
◎NY原油=反発、イランは米国との間接協議を停止
 ニューヨーク原油の期近は反発。
 イスラエルとレバノンの武装組織ヒズボラとの交戦が続くなか、イランが米国との間
接協議を一時停止した発表したことが買い手掛かり。イラン当局者の発言として報道さ
れており、イランはすべての停戦条件が履行されるまで協議を見送る。米国とイランの
一時停戦合意にレバノンも含まれているが、米国やイスラエルは停戦合意違反を繰り返
している。また、タスニム通信の報道によると、中東各地の同盟勢力である「抵抗戦
線」がホルムズ海峡を完全に封鎖し、バブ・エル・マンデブ海峡も封鎖する可能性も示
唆された。イラン革命防衛隊のコッズ部隊の司令官は「抵抗戦線」が「バブ・エル・マ
ンデブ海峡の交通状況をホルムズ海峡と同等にする」方向に導くと述べている。
 トランプ米大統領がイスラエルやヒズボラと電話協議し、双方が攻撃を停止すること
で合意したと発表すると、相場は失速した。イスラエル軍はレバノンの首都ベイルート
への侵攻を見送るという。ただ、トランプ米大統領と電話協議したイスラエルのネタニ
ヤフ首相は「もしヒズボラが私たちの都市と市民への攻撃を止めなければ、イスラエル
はベイルートでテロを標的に攻撃する」と述べた。また、イスラエル軍は南レバノンで
の軍事作戦を計画通りに続けるとも発表している。
◎シカゴ大豆・コーン=大豆はまちまち、コーンは期近〜期中は続落
 大豆はまちまち。
 米産地で生育に適した天気が続き順調な生育が見込まれていることに加え、米国とイ
ランの交渉が停滞しているとの懸念が弱材料視された。一方で対中輸出増期待が買いを
支援し、一部限月は堅調となった。
 コーンは期近〜期中は続落。
 米農務省(USDA)発表の週間輸出検証高が前週を上回る強気な内容だったことが
好感されて期中〜期先限月は堅調となったが、期近〜期中の主要限月は米産地の順調な
生育や米国とイランの交渉停滞が弱材料視されて売り優勢となった。
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