穀物相場は下値模索の展開が続いた。原油高環境でも値下がりが続くなど地合が悪化 していたが、週末を前に安値修正を進める動きも見られなかった。産地では作付け期が 概ね終了する段階を迎えているが、好天見通しの上値圧迫が続いている。気温、降水量 ともに大きな問題は想定されておらず、良好な生産環境が続く可能性が高い。6月は洪 水被害の発生リスクが高めだが、現時点ではその兆候も乏しい。ただし、豊作環境を前 提にしても、値頃感や下げ過ぎ感が強まる価格水準に到達している。農家の売り渋り傾 向も強くなっている。豊作見通しでさらに値を崩すのか、下げ過ぎ感を修正する動きが みられるのかが焦点になる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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