NY原油市況=反発、イランとイスラエルの交戦が一時激化

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/07     93.00       95.47       90.39       91.30        + 0.76
  2026/08     90.20       92.73       88.38       89.25        + 1.26
  2026/09     86.85       89.75       86.03       86.99        + 1.66
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              624,472             1,996,818    ( - 3,117)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/07     359.99    + 1.25
                            2026/08     357.38    + 2.26
         改質ガソリン       2026/07     307.06    + 2.47
                            2026/08     301.90    + 3.22
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は反発。期近2限月の前日比は0.76〜1.26ドル高。
その他の限月は1.41〜1.99ドル高。
 レバノン攻撃を止めないイスラエルに対してイランがミサイル攻撃を実施し、イスラ
エルが応酬したことから交戦が一時激化した。イランとイスラエルの交戦に米国は参加
せず、衝突は短期間で終わったが、イスラエルが再びレバノンを攻撃するならイランは
軍事介入する構えで緊迫感が高まっている。イスラエルのネタニヤフ首相はイラン攻撃
について、イスラエルに対する核攻撃を阻止するためのものだったと主張した。
 トランプ米大統領によるとイランと米国の協議は前進しているものの、レバノンの停
戦すら実現できていないなかで、交渉がどれだけ進んでいるのか不明。ホルムズ海峡の
解放が先延ばしになるリスクも意識された。
 イエメンの親イラン武装組織のフーシ派が、イスラエルに関連する船舶が紅海を航行
することを禁止すると発表したことも懸念要因。フーシ派はイランとともにイスラエル
を攻撃した。ホルムズ海峡が閉鎖されていることを受けて、サウジアラビアはパイプラ
インを通じて紅海のヤンブーから集中的に輸出しているため、紅海の混乱が供給に影響
する可能性がある。
 時間外取引で7月限は95.47ドルまで上昇した後に上げ幅を縮小。通常取引序盤
には90.39ドルまでマイナス転換した。ただ、その後は売りが一巡し、プラス圏で
しっかりと推移。
 改質ガソリンの期近2限月は続伸。ヒーティングオイルの期近は反発。原油高が支え
となった。
今日の材料
・先週の米戦略石油備蓄(SPR)は790万バレル減
・イランと米国の和平協議で最終目標が達成されようとしている=パキスタン首相
・トランプ米大統領、ネタニヤフ首相に一人で戦う可能性を警告=米アクシオス
・イラン、イラク北部のクルド人武装組織にミサイル攻撃=報道
・240億ドルの凍結解除がなければ合意はない=イラン最高指導者顧問
・米国とイランはまもなく結論に達するだろう=イラン国連大使
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