シカゴコーン市況=小幅まちまち、米産地の順調な生育が重石も輸出が相殺

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2026/07    420.50      421.00      412.50      418.75      + 1.25
  2026/09    430.00      430.50      422.00      427.50      + 0.50
  2026/12    449.75      449.75      441.00      446.00        0.00
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物      576,267        621,364       1,898,203 (+  9,117)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(6月4日までの週)
 コーン:191万1112トン(前週改定値:174万9952トン)
 小 麦: 31万9730トン(前週改定値: 40万2959トン)
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*米農務省発表の週間コーン作付け進度報告(6月7日までの週)
 コーン:作付け:97%(前週93%、前年96%、平年96%)
     発 芽:86%(前週76%、前年86%、平年86%)
     「良」以上:67%(前週67%、 前年71%)
     「劣」以下: 6%(前週 5%、 前年 5%)
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*米気象庁発表の6−10日予報(6月14日〜6月18日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年を上回る。
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 コーンは小幅まちまち。終値の前営業日比は1.75セント安〜1.25セント高。
中心限月の7月限は1.25セント高の418.75セント。
 米産地で生育に適した天気が広がっていることで、この日の日中取引終了後に発表さ
れる作柄報告では順調な生育が報告されるとの見方が弱材料となった。一方で、米農務
省(USDA)発表の週間輸出検証高が強気な内容だったため、一部限月には買い戻し
が優勢となった。
 7月限は420.50セントで取引を開始した後に値位置を落としたが、その後は
415〜418セントの限られたレンジ内で高下。欧州の時間帯後半に412.50
セントの安値まで値を落とした後は416セントを上値抵抗線とする安もみとなった
が、米国の時間帯を迎えると地合いを引き締めた。終盤に421セントの高値を付けた
後に値位置を落としたが、プラスサイドを維持して終えた。
 米農務省(USDA)発表の6月4日までのコーン週間輸出検証高は191万
1112トンで前週の174万9952トンを上回った。
 一方の累計は6387万4783トンで前年の5037万4666トンを約27%上
回っている。
 USDAによると6月7日時点のコーン作付進捗率は97%で前年及び平年の96%
を上回った。また発芽率は86%で前年、平年と同率だった。
 一方、今週から発表が開始された作柄は良〜優が67%で前週と同率、劣〜悪が前週
より1%上昇した6%だった。
*米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは、雨がちな天気が続くなか、コーンと大豆の順調な生育にとって必
要な土壌水分が増加。一部地域では降雨過剰による鉄砲水などが見られ、農作業の
ペースが鈍化している。
 米中部及び東部では寒冷前線と低気圧の影響で、広い範囲で不安定な天気が続くだろ
う。プレーンズ東部から中部、ミシシッピーバレー、五大湖周辺の一部地域などでは、
今後5日間は50〜200ミリの雨量を伴う降雨となる見込み。なお、ハイプレーンズ
では少雨にとどまる見込み。
 6〜10日間予報では6月13〜17日にかけてプレーンズ及び中西部北部での気温
は平年を下回る見込み。一方の雨量はほぼ全国的に平年並〜平年を上回るもよう。

 シカゴ小麦は揃って反発。米産地では慈雨が続き春小麦は順調な生育が見込まれる
が、これまでの下落後で売り警戒感が高まるなか買い戻す動きが広がった。
 8日の引け後に米農務省(USDA)発表の作柄報告で6月7日時点の冬小麦の良〜
優の比率は前週とから1%低下した25%。前年は54%だった。劣〜悪の比率は
前週とより2%上昇したの46%だった。一方、春小麦の良〜優の比率は前年の53%
をやや下回る52%、劣〜悪の比率は6%で前年の9%を下回った。
 中心限月の7月限は前日比3.25セント高の583.25セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間発表の天気概況及び予報を要約)。
 プレーンズではモンタナ州東部およびダコタ州西部では7日に雹が発生。またプレー
ンズ北部の一部地域では雷雨となり、強風も発生。カンザス州南東部では降雨過多が影
響し鉄砲水も発生している。荒天となっているが、夏穀物の生育にとって、これらは
慈雨となっている。なお、ハイプレーンズ南部では高温が広がっている。
今日の材料
・コーンベルトでは、雨がちな天気が続くなか、コーンと大豆の順調な生育にとって
 必要な土壌水分が増加。
・プレーンズでは夏穀物の生育にとって慈雨が続く。
・6月4日までのコーン週間輸出検証高は191万1112トンで前週の174万
 9952トンを上回る。
・6月7日時点のコーン作付進捗率は97%で前年及び平年の96%を上回る。
・6月7日時点の発芽率は86%で前年、平年と同率。
・6月7日時点のコーンの作柄は良〜優が67%で前週と同率、劣〜悪が前週
 より1%上昇した6%。

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