[今日の視点]貴金属=金が反発、NY市場の下げ一服で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、金が反発して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク市場での下げ一服を
受けて買い優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが金堅調につれ高と
なろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は25.51ドル高
の4325.23ドル、銀が108セント高の6811セント、プラチナが2.03ド
ル安の1757.34ドル、パラジウムは5.83ドル安の1217.34ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=160.17/19円で、前営業日の
大引け時点から0.09円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が2万2860円前後、銀は360.0円前後、プラチナ
は8860円前後、パラジウムは6500円前後。
【NY金はイスラエルとイランの攻撃停止で下げ一服】
 金は前週末の海外市場では、イスラエルとイランの攻撃停止を受けて下げ一服となっ
た。
 金はイスラエルとイランの攻撃停止を受けて下げ一服となった。トランプ米大統領の
砲撃停止要求を受けてイスラエルとイランの攻撃は停止した。ただイスラエルのネタニ
ヤフ首相は双方との戦いは「まだ終わっていない」と述べ、先行き懸念が残っている。
一方、米国との協議でイランの首席交渉官を務めるガリバフ国会議長は、米国による海
上封鎖を打破すると警告した。
 米ニューヨーク連邦準備銀行が発表した5月の消費者調査によると、中東の戦争に伴
う強い物価上昇圧力にもかかわらず、消費者のインフレ見通しは5月にほとんど変化が
なかったことが分かった。調査によると、1年後のインフレ期待は3.5%と、前月の
3.6%からわずかに低下。
 銀はきのうの海外市場で、イスラエルとイランの攻撃停止を受けて下げ一服となっ
た。
【NYプラチナはテクニカル要因の売りが圧迫】
 プラチナはきのうの海外市場では、金が下げ一服となったが、テクニカル要因の売り
が出て軟調となった。
 プラチナはテクニカル要因の売りが圧迫要因になった。トランプ米大統領の砲撃停止
要求を受けてイスラエルとイランの攻撃は停止したが、プラチナはテクニカル要因の売
りが出て下値を試した。ただハイテク株が買い戻され、ナスダックが上昇しており、安
値拾いの買いが入るようなら下げ止まるとみられる。
<今日の予定>
・中国貿易収支 2026年5月(税関総署)
・独貿易収支 2026年4月(連邦統計庁)
・独鉱工業生産指数 2026年4月(経済技術省)
・米貿易収支 2026年4月(商務省)
・米卸売在庫 2026年4月確報値(商務省)
・米中古住宅販売統計 2026年5月(全米不動産協会)
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